数年前から噂のあったAppleの「紛失防止タグ」。
「AirTag」として、ついに発売開始しました。
さっそく使ってみましたので、感想をここに記します。
「AirTag」とは?
財布や鍵など、無くすと困る持ち物につけておくことで、どこにあるかを探すことが出来るグッズです。
なんだかホワイトボードのマグネットのように見えます。
(iPhone12 miniの上に乗せています。サイズ感のご参考。)
技術的情報や精度情報は、検証されている方がいらっしゃいますのでそちらをご確認ください。
AirTagは、モノを簡単に見つけだすためのiPhoneアクセサリ。不要な追跡に使われない対策を行っているが、人に付けた…
なお、私は似たような「Tile」という製品を以前から利用しています。
「tile」という、いわゆる紛失防止のタグをご存知でしょうか? 先日購入してからしばらく使っており、ある程度安心感が得られるな、と思いましたのでご紹介いたします。 [adcode-start] 「tile」とは? サイトをご[…]
気に入った点
安心を買う
AirTagがあるからといって必ず見つかるわけではありません。
しかし、見つかるかも・・・という期待が持てるのは大きいのではないでしょうか。
家の中で探し出すのにも有効か
外で紛失した時の安心はもちろんですが、家の中でも効果を発揮します。
よく「どこに置いたっけ?」となる人には重宝するグッズかもしれません。
電池交換できるのはGOOD
Appleだと電池交換不可・・・くらいの勢いになりがちですが、きちんと交換できます。
しかも、CR2032という普通のボタン電池です。
(昔あった、Nike+iPodというランニングセンサーは、自分での電池交換不可でした)
もちろん、まだ交換したことはありませんが・・・
残念な点
傷がすぐにつく
昔のiPodの背面みたいな感じでしょうか。
簡単にひっかき傷がつきます。
性能に影響はないでしょうけど、気になる人はちょっとしんどい気がします。
保護フィルムも販売されているようですが、傷を気にして使うようなグッズでもないと判断し、そのまま使っています。
ひっかけるにはアクセサリが必要
単なる丸い製品なので、カギなどにひっかけようとした場合、別途アクセサリの購入が必要です。
いくらコンパクトでも、邪魔は邪魔
かさばるのは間違いないですね。
財布なんて、かなりのミニマミスト的なモノを使っているのですが、結構な割合を占めますね。
何より、気にすべき点
悪意に対してはあまり意味がない?
泥棒など、悪意がある場合はタグを捨てられてしまうとオシマイです。
持ち去った人がiPhoneを使っていた場合「(あなたのではない)AirTagがあなたの近くで見つかりました」と、通知が来ます。
これはプライバシーを意識(ストーキング等)した仕様のようです。
カバンなどでしたら、見えるところではなく、見えないところに設置しておく方がよいかもしれません。
私は自転車の盗難に対してつけておこうと思っていたのですが、そういう用途に使うものではなさそうです。
ストーキンググッズになり得る
話題になっている、誰かにこっそりとつけておけば、ストーキングできてしまうという点です。
小さい、比較的安い、ということから盛り上がっているのかと思いますが、正直、そこまでする人間って、スマホや他のグッズを使ってやりますよね・・・
このストーキングの大きな問題点は、「自分はサービスを利用していないのにやられてしまう」という点にあると感じます。
AirTagを購入した。そのサービスを使っている。
その状態ならまだ使い方を誤った、と納得いくかもしれませんが、
まったく知らないレベルの人でも、その被害にあってしまう、ということです。
昨年発生した「ドコモ口座」事件に近しいものを感じます。
先日、世間を賑わせた「ドコモ口座」不正。 金融関係で、仕組みの不備(弱さ)を突いた犯罪事件がまたも発生しました。 今回も「高度なテクノロジーを駆使した犯罪」というよりは「セキュリティの認識が甘すぎ」との印象を受けました。 [a[…]
評価
評価:★★★☆☆
財布、カバン×3 に装着してみました。
ランニング時のみ、カギにつけかえて利用。
もちろん、紛失した時に効果を発揮するものですので、現時点で不要かというとそうではありませんが、
そもそも紛失したことがないので、必要かな?と感じるのもまた事実です。
AirTagは、純粋に「持ち物を落とした時に見つかる可能性を上げるグッズ」。
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