【製品レビュー】これは満足。WindowsPC DELL New XPS 2in1(7390)(13インチ、Corei7 第10世代)

使用しているメイン端末はMacとなりますが、業務上、Windowsも必要です。
Windowsは、Mac上の仮想Windows(Parallels)や小型デスクトップ(Windows)を使っていました。

しかし、Windowsでも高負荷な作業をすることが出てきた、(性能のよい)WindowsノートPCを持ち歩く必要がある(仮想ではなく、ネイティブなWindows機が必要)ことから、新しいノートPCを購入しました。

選択したのは「DELL New XPS 13 2in1 (7390)」です。

しばらく使用しましたので、その製品レビューです。

選定ポイント(要件)

USB-Cがあり、かつ、給電/充電できること

MacBookProと併用して使うことになりますので、できるだけ周辺機器を統一しておきたいです。
特に、USB-Cで給電/充電できることは重要で、WindowsPCのためだけの電源アダプタを持ち運ぶ必要がなくなります。

USB-C経由(ThunderBolt3)で、2台の外部ディスプレイに出力できること

外出先以外では、MacBookProと同様に2台の外部ディスプレイに接続して使用したいです。

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ある程度はスタイリッシュであること

Macに比べると、WindowsPCは「ザ・業務用!」というマシンが多いです。
気持ちよく持ち運びたいため、デザインもある程度重要です。

トラックパッドが「使える」レベルであること

慣れの要素もあるとは思いますが、WindowsPCのトラックパッドは使い物にならないものが多いです。
わざわざマウスを持ち運ぶのもイマイチですので、トラックパッドでしっかりと作業ができる必要があります。

重さよりも性能面を考慮すること

軽いにこしたことはないですが、いいとこ取りはできないのが世の常。
今回は多少重くても、しっかりとしたスペックであることを重視します。

さすがに今購入するなら、最新世代のCPUとしたい

第十世代のCore iシリーズがよいです。
第八世代のCPUとかでも、普通にラインナップとして発売されているのですよね・・・

メモリも16GBは搭載しておきたい

それなりに酷使する予定であるため、8GBでは心許ないです。
最低16GBは欲しいです。

ストレージは256GBもあれば十分

データを溜め込むわけではないため、256GBもあれば十分です。

SIMモデルの方が望ましいが、必須ではない

SIMがある方が当然便利ですが、テザリングできる端末が複数ありますので必須ではないです。
当PC専用のSIMカードを購入するつもりはないため、どこかの端末と差し替えながら使うことになります。
そうなると、SIMモデルとする必要がそこまでないです。(SIMを差し替えるのも面倒なので。)

13インチか15インチかは悩ましい

持ち運ぶ想定ではあるため13インチの方がよいとは思いますが、大きく性能を犠牲にするのであれば、15インチも視野に入れる必要があります。

スペック

これらの要件を吟味し、店頭でもかなり物色した結果、「DELL New XPS 13 2in1 (7390)」をチョイスしました!
大型家電量販店でノートPCを物色していたところ、このモデルに一目惚れでした。
(また、他に欲しいと思うモデルがなかったです、、、)

長く使うことを考え、最上位モデルを選択しました。(SSDはそんなに必要ないのですが、、、)

  • Core i7 第十世代(1065G7) 最大3.9GHz (8コア)
  • メモリ 32GB
  • SSD 1TB
  • 13.4インチ(16:10) UHD+(3840×2400) タッチディスプレイ

ホワイトモデルがよりカッコよかったのですが、キーボードが英語配列しかなかったためブラックモデルにしました。
(ブラックモデルのみ日本語配列キーボードが選択可能)

「ペン」が使えることは必須要件ではなかったのですが、せっかくのタッチディスプレイであり、専用ペンもあることから、合わせて購入をしました。

なお、15インチの最新モデルはラインナップにありませんでしたので、消去法的に13インチとなりました。
(もっとも、持ち運びを考えると13インチがベストだと考えています。)

良い点

画面がキレイ

3840×2400の高解像度モデルを選択したからか、画面がすごくキレイです。
ベゼル幅も細く、スタイリッシュです。

ディスプレイの角度調整が自由、使いやすい

タブレットモードにもなる、ということから、ギミック的にディスプレイが360度回転します。
これはキーボード入力する場合においても優位です。
角度を自由に調整できるため、タイピングする時でも真っ平らな状態にまで角度を変えることができます。
一般的なノートPCの場合、100度+αくらいが限度ですので、これは便利です。

キーボードのバックライトもカッコイイ

暗がりで入力することはあまりありませんが、バックライトがあるとカッコイイですね。

キーボードの打ち心地も良好

キータッチが浅いわりには、なかなかしっかりとした打鍵感です。
個人的には特に問題はないです。
また「delete」キーなど、ノートPCでは省略されそうなキーがしっかりと実装されているのは何気に便利です。

タッチパッドも使いやすい

もう一台、VAIO-Z(結構古い機種ですが)も所有しているのですが、こちらのタッチパッドは慣れませんでした。
(マウスを使わないと使いにくくて仕方が無かった)
XPS13のタッチパッドは使いやすく、Windows10でもスルスルと反応しますので、特に違和感なく使用できています。

タブレット+ペンとしても使い勝手ヨシ

絵を描くわけではないため、十分過ぎるほどの追従性、書き心地です。
ペンのボタン一押しでOneNoteが起動できる点も優れています。
(iPadの代わりにできそうです。)

専用ペン(DELL PN579X)が本体にマグネット接着する

実は知らなかったのですが 笑、使っていたらパチンとくっついたので「お!」と思いました。
マグネットの力は、「iPad Pro + ApplePencil2」よりもやや強い、という感触です。

バッテリーの持ちもそこそこ

通常の事務処理利用であれば、6時間くらいは問題なく持ちます。(そこまで省電力となるように意識して使っていません。)
MacBookProと同様にUSB-Cで給電可能であるため、持ち物に混乱がおきないのもGoodです。

MicroSDカードスロットが地味に便利

購入時はSDカードではなくMicroSDカード?こんなもの使う機会あるのかな、と思っていました。
しかし、ラズパイのバックアップ/リストアに大活躍することが分かりました。笑

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イマイチな点

画面はキレイだが光沢

タッチ対応モデルなので仕方がないかもしれませんが、画面は光沢です。
やっぱり照明の反射が目につきます。(MacBookProも同様ですが)
※個人的に、ノングレア系の方が好きなのです。

ファンの音が気に障る

CPU負荷が高まると、結構すぐにファンが回ります。(ファンのおかげで、CPUがしっかりと働けるのですが。)
しかも、若干耳障りな音に感じます。(ジジジジジ、、、という機械音)
手元で作業していると、ファンが回っていることが明らかに分かります。
通常の作業レベルだとファンは回りませんが、少しCPUに負荷をかけると、すぐにファンが回りはじめる感じがします。

キーボードの配列が慣れない

これは慣れの世界ではありますが。
矢印キーの左上、右上が「pgup」「pgdn」が配置されています。
矢印キーを動かす際、誤って押してしまい、先頭/末尾まで移動してしまうことがあり、ちょっとストレスです。
また、ファンクションキーの配列がやや左寄りであるため、ちょっと感覚がズレます。
(一番右に電源兼指紋認証ボタンがあるためですね。)

→(2020/04/12追記)
あまりに慣れないので、キーを無効化しちゃいました。
これでスッキリです。

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指紋認証の精度が悪い?

深く試していない(Windowsログインの時くらいしか使わない、指紋登録認証を何度も試したわけではない)のでそのようにご認識いただきたいですが、指紋認証に結構な確率で失敗します。
感覚的には70%くらい「失敗」します。
PINコードでログインする方が速い・・・
指紋認証は「おまけ機能」くらいと思っておいた方がよいかもしれません。

シール、きちんと貼ろうよ?

むしろ貼ってくれるな、なんですが、貼るなら正確に貼って欲しいですね。。
目に見えるところが粗いと、見えない内部はどうなっているのだ、、、と思っちゃいます。

評価

総評:★★★★☆

スペックもさることながら、持ち運びしても嬉しさを感じる、なかなかよいプロダクトだと思います。

外出先でふと「ペン書き」したい時も対応でき、様々なニーズに対応できる端末だと思います。

MacBookProのような「マグネットで装着/着脱できる覗き見防止シート」が販売されていないので、この点をどうしようかが一番の悩みです。

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最初、「Surface Laptop3」が候補でした。(スタイリッシュですし。)
しかし、USB-Cが1つしかない、タッチスクリーンではあるがペン入力できるとは思えない(普通のノートPCの角度にしかディスプレイが開けない)、探していた時期がキャッシュバックキャンペーン終了直後でなんだか悔しい、ということで諦めました。
ハイエンドモデルである「Surface Book2」はかなり古いモデルであり、値段のわりにスペック低め&新製品出る気がする、ということでこちらも避けました。

ハイスペックモデルにしなければそこそこなお値段で購入可能な「DELL New XPS13 2in1」。
オススメです。

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ギャラリー

キーボードを360度回転させることができます。

MacBookPro 13インチとの比較です。
ほぼ同じ大きさですね。

ディスプレイもタッチディスプレイのわりには薄めです。

こんな使い方も可能。
プレゼンする時に使える?

スタンダードなノートPCとしても、申し分ないです!

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