タイプライターのような高級キーボード。
以前、ヨドバシカメラにて現物が置いてあるのを見て、「このタッチ感、素晴らしいなー」と思っていました。
しかし・・・
キーボードは「テンキーあり」派なのですが、展示されていた品は「テンキーなし」のみ。
ネットで調べると、色々な種類のキーボードは発売されているものの、基本的には「在庫なし」。
ヨドバシドットコムで調べても、過去に販売された形跡はあれど、再入荷はしなさそうな気配でした・・・
(売り切りなのでしょうか、、、?)
残念、、、と思っていたのですが、運よくフリーマーケットで出会うことができ、入手できました!
(存在を知ってから、1年以上は経過していると思います)
「AZIO RETLO CLASSIC ARTISAN」(MK-RETRO-BT-L-03-JP)
キーボードは相当ヘビーに使いますので、自分が使えるタイプのものでなければ意味がありません。
その条件は以下となります。
- テンキーがあること
- JIS配列であること
- F13キー以降の特殊キーがあること
- Macベースのキーであること
- Bluetooth等の無線で使えること(トングル形式でも可)
今回、これらの条件をクリアする「AZIO RETLO CLASSIC ARTISAN」を入手することができました!
※以下のリンクはUS配列、非Bluetoothである可能性がありますので、ご注意ください。
良い点
タイピングが心地よい
この製品の一番の特徴は、これに尽きるでしょう。
もちろん好みによるでしょうけど、私は多いに気に入りました。
やみつきになります。
文字を入力するのがメチャクチャ楽しくなります。
まさに、タイプライターのような使い心地です。
※といっても、タイプライターを使ったことはないので、あくまで「想像の中のタイプライター」となりますが・・・笑
なお、キーの重さは「かなり重い方」だと思います。
軽いキーボードに慣れている方は、かなり重く感じるかもしれません。
REALFORCE(キーボード)で言うと、45g(重い)を使っていますが、それと比べると「やや軽い」という印象です。
ということで、(該当のREALFORCEを使っていますので)感覚としては少し軽くなったのですが、普通のキーボードをお使いの方からすると重いと思います。
タイピングもしっかりと追従
Bluetooth接続で使っておりますが、しっかりとタイピングに反応してくれます。
Bluetoothが切れてしまうようなこともなさそうです。
デザイン、質感が素晴らしい
ものすごく見栄えがよいです。
触るのが楽しくなります。
置いていてもオシャレです。
キーが光るのもカッコイイです。
(オフにすることも可能です)
重い。その分、動かない。
1.5kgほどあります。
さらに、裏面はしっかりとしたゴムグリップ。
ある程度力を入れて押しても、動きません。
タイピングレベルで動くことはないでしょう。
もちろん持ち運びをするわけではありませんので、重いこと自体は全く問題ありません。
キーの形は問題なかった
2点、懸念はありました。
- キーが丸いので押しづらいのではないか
- Enterキーが通常のJIS配列よりも小さいため、ミスタッチするのでは
どちらも杞憂でした。
思ったよりも正確にタイピングできていたのでしょうか。
Windows/Macのどちらでも使える
基本はMacで使うのですが、いざ、Windowsで使おうと思った時に、Windows用に変更することができます。
そもそもの認識を変更させることができますし、キー自体の刻印を取り替えることもできます。
キーも、真上に引っ張るだけで簡単に取れます。
とは言え、通常利用でキーが外れるようなことはありません。
残念な点
微妙に、JISではない
私は、数多くの端末、OSを利用します。
そのため「特別なキーボードであっても、慣れればいいや」というわけにはいきません。
できるだけ同じキー配置でないと、作業効率が下がりまくります。
ということで、昔から慣れ親しんでいたということもあり、「JIS配列」のキーボードを使うようにしています。
「US配列」の場合、@や()といった、記号の位置が微妙に異なり、かなりのストレスなのです。
こうしたキーは問題なしなのですが、一部、微妙に違うのです。
¥ や _ だけ、なぜかEnterキーよりも右側にあり、「FNキーを押しながら入力」する必要があります。
US配列を無理矢理JIS配列にしたためでは、とは思いますが、微妙な感じです・・・
まあ、慣れレベルで対応できるかなとは思っています。
「英字」「かな」キーがない
こちらは影響が大きいです。
「英字」を押せば、必ず半角入力モード。
「かな」を押せば、必ず日本語入力モード。
そのように使えるのが、MacのJIS配列の素晴らしいところだと思っています。
しかし、「AZIO RETRO CLASSIC」には、そんなキーは物理的にありません。
物理キーがあれば「ATOK」の設定などで無理矢理 配置の変更も可能でしょうけど、キー自体がなければお手上げです。
購入前から分かっていたとは言え、やっぱりやや不便ですね。
今は違うやり方に慣れようとしているところです。
普段、Macを使っている方がWindowsを使うと「イラッ」とするのが、文字入力モードの日本語入力ON/OFFの操作だと思います。 Macは(JIS版キーボードであれば)「かな」「英数」ボタンがあり、「かな」を押すと必ず日本語入力に、[…]
キーボードの高さはヘビー級
一般的なキーボードに比べると、かなりの高さです。
パームレストがあっても「高い」くらいです。
おそらく、パームレストがないとかなり使いづらいと思われます。
正直、ここまで高くなくてよいのでは・・・と思います。
外国の方の手のサイズだと、問題ないのでしょうか・・・?
※ちなみに、写真のパームレストは「FILCO」の摺漆塗りモデルです。
たぶん、ウルサイ(笑)
タイピング音は、まさにタイプライターのよう。
カシャカシャカシャカシャ鳴りまくります。
(そこまで耳障りな音ではないとは思いますが・・・)
使っている自分は心地よいのですが・・・
おそらく、周りの方からするとウルサイと感じるのではないでしょうか。
オフィス等、他人のいる場所で使うのは配慮が必要かもしれません。
入手困難
相当良いモノだと感じますが、手に入りません。
JIS配列となると、日本のお話となるのでさらに手に入りません。
US配列であれば、海外から輸入とかも可能なのですが・・・
評価
評価:★★★★☆
タイプライターのようなキーボード。
思い描いた通りの製品で、満足です。
やや特殊なキー配置、慣れが必要な部分はありますが、それを差し引いても「使いたい」と思わせる魅力があります。
耐久性は不明ですが、触っている限り「かなり頑丈ではないか」との印象です。
(打鍵していても、ビクともしない感触がある)
かなり値の張るキーボードではありますが、末永く使えるのではないでしょうか。
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