【製品レビュー】2枚目に縦型ディスプレイ。生産性大幅UP!!(EIZO EV2456-RBK)

PC(Mac)でバリバリと作業をしたい時は、以下の環境で実施しておりました。

<作業環境>
MacBookPro(15インチ) に 42.5インチディスプレイをクラムシェルモードで接続。
キーボード、マウスを接続(無線)。
※ようするに、MacBookProをデスクトップ機のように使い、大型ディスプレイで作業。

42.5インチのディスプレイを使っている(解像度は 3840×2160)ため、一般的にはかなりバカデカいサイズです。

しかし、それでも多くのウィンドウを開けると、生産性が落ちてしまうのは事実
たまにチラ見するようなアプリ(予定表とかメッセージツールとかSNSツールとか)は、Macの仮想デスクトップを使って切り換えて表示していますが、やっぱり切替が手間です。
また、Xcodeのような開発統合環境のアプリを開くとほぼ画面全体を占有してしまいますので、調べ物をしているブラウザとウィンドウが重なってしまい、ちょっとストレスです。

そこで、圧迫感が増すのはちょっと嫌だったのですが、あまり使わない時は収納しておけばいいや、という考えで2枚目のディスプレイを追加しました。

選定ポイント

縦向きで使用できること

さすがに42.5インチディスプレイの横に、横向きにディスプレイを置くのは現実的ではないです。
ものすごく首を振りながら使うことになるので、それはそれで疲れてしまいます。

縦の長さが、できるだけ42.5インチディスプレイと同じくらいになること

高さがデコボコすぎると、それはそれで使いづらそうです。

縦向きでの使用で、ブラウザ等が現実的に使えるサイズ(解像度)であること

(縦向きにおける)横幅があまりに狭いと、横スクロールが出てしまいます。

できるだけ下部までディスプレイを下げられること

42.5インチディスプレイが、モニターアームをうまく使い、机上ギリギリまで下げて使っています。
(そうしないと、42.5インチの上部を見るときに首が痛くなる)

追加ディスプレイでモニターアームを使う予定はないため、単体で下部まで下げられるモデルが好ましい。

ディスプレイの質が悪すぎないこと

写真や映像に使うわけではないため、極上のキレイさは求めない。

ノングレア系が望ましい

テカテカした画面(光沢)は苦手です。MacBookProもテカテカ系ですので苦手です。
できれば、ノングレア系がありがたいです。

4Kまでは不要

物理的には20インチ前後で検討。
4Kにするとスケーリングでキレイに使えるとは思いますが、4Kを等倍解像度(スケーリングしない形)で使おうとすると、物理的に文字が小さすぎて見えません。
価格が上がるのであれば、無理に4Kとする必要はなし。

チョイスしたのは・・・

全てを満たしそうな「EIZO EV2456-RBK」をチョイスしました。24.1インチです。

気に入った点

2台のディスプレイの合わせ方はバッチリ、画面も下部までしっかりと降りる

選定ポイントの1つでもありましたが、想定通りバッチリでした。

縦向きに使うのは新鮮(もちろん実用的)

ディスプレイを縦向きに使ったことはなかったのですが、実用的ですね。
ブラウジングも快適。

横幅が広くても実際は無駄な領域(何も表示されていない)でしかなかったりするので、横幅1200ピクセルあればほぼ問題ないことに気がつきました。

1920×1200にしてよかった!

上記とも重複しますが、横幅1200ピクセルは有意義です。
1080だと、少し苦しかった気がします。

画面が復帰するのが速い

スリープから画面が表示されるまでの時間が速いです。
安物ディスプレイだとなかなか画面が表示されなかったりしますが、ストレスなく表示されます。

ノングレアはGood!

目に優しいです。

残念な点

近しいモデルに比べて、ちょっと割高

24.1インチ(1920×1200) が 約53,000円。
23.8インチ(1920×1080) が 約38,000円。

わずかなサイズの違いですが、値段が約1.4倍。
(噂によると、1920×1080はTVと同じ解像度なので、量産効果が高く、安くできているとか。)

しかし、縦向きに使うことを考えると 1200 と 1080 の差は大きいと考え、1200をチョイス。

USB-C、USB-PD(給電)に対応して欲しかった

2016年の製品であるため、多少I/Fに古さは感じますね。
USB-Cでの接続、USB-PD(給電)の対応あたりは欲しかったですね。
(まあ、2台目のディスプレイであり、給電はメインから行っていますので問題はないですが・・・)

本体についた埃が目立ちます

静電気のせい?
拭けばとれますが、ちょっとダサいです。

評価

総評:★★★☆☆

自分の要件はしっかりと満たしていますので、満足です。
生産性も向上できていると思います。

EIZO EV-2456には黒と白のモデルがありますが、白はディスプレイの縁が白くなっています。
2枚つなげて使うので、ちょっと白枠が気になりそうでしたので、黒にしました。
特に違和感なく配置できています。

縦向きディスプレイは、大きなスマホ(タブレット)みたいな感覚で、ちょっと新鮮です。

42.5インチと比べると、24.1インチってやっぱり小さいなぁと思います。
24.1インチを単体で考えると、別に小さくはないはずなのですが。
(分かって購入しているので、不満があるわけではないです。)

MacBookPro(USB-Cのみ)と接続するため、USB-C to DisprayPortのケーブルを購入しました。
問題なく稼働しています。

ちなみに、MacBookProなので「本体+外部ディスプレイで2画面になるじゃん?」という話もあります。
しかし15インチはやはり小さく、MacBookProの画面はテカテカしていて目が疲れる、MacBookProとディスプレイでは目線が異なる、MacBookProを開けるとキーボードやトラックパッドが邪魔(ようするに本体が邪魔)、ということから、あまり好きな使い方ではないのです。

生産性向上したい方、物理的に表示領域を追加する(2枚目のディスプレイを追加する)のもオススメですよ。

おまけ

(2020/04/06追記)

さらには、iPadもビューアーとして使い、効率化をしています!

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