このご時世、ATMでまとまったお金を出すことが難しいです。(本人確認の厳格化や詐欺防止、マネロン対策のため・・・)
しかし、急ぎでお金が必要になることもあります。もちろん銀行の窓口に行けば出せるでしょうけど、そんな時間がないこともありえます。
そんな時のために「静脈認証を登録しておけば1日あたりのATM出金限度額を増やせる」という金融機関がありますので、静脈登録をしてみました。(200万円/日 まで引き出しできます。)
静脈認証登録方法
静脈認証とは、手のひらの静脈を読み取って本人確認をする、というもの。
登録するためには口座のある実店舗に行く必要があります。当然、窓口営業時間内なので、気合いを入れないとなかなか行けないですね。これが一番のハードルでした。
登録自体は10分程度。静脈登録する機械を使って、右手、左手、それぞれ3回ずつスキャンして登録する形でした。
しかし、登録する際によくエラーが出ました。置き方が少しマズかったみたいです。
登録し終わった後、店頭のATMで疎通確認。(試してくださいと誘導されます。)
ここは問題なく1度で認証されました。
ATM上、右側に静脈認証の機械がありますので、静脈認証は基本的には右手を使うことになりそうですね。
生体認証について思うこと
こういったことも、備えあれば憂いなし、の準備の1つだと思います。
なお、初めて金融機関で静脈登録をしましたが、正直、これってリスクもありますよね。
生体認証情報は、流出したからといって簡単に変えられない情報。(自分の静脈を変えることはできませんから・・・)
データが流出した時にどのように対応すればよいか、よく分かりません。
逆に、生体認証は必ず持ち歩くパーツではあるので、例えば震災の時など、印鑑、通帳、カード等を全て失ったとしても本人確認ができる可能性がありますね。(身体が無事、読み取れる設備がある、など色々な条件が必要となりますが・・・)
iPhoneでも指紋認証や顔認証が実装されていますが、これは登録したスマホ自身でのみでしか使えないようになっているはずで、流出しても認証データとして使い回すことはできないはずです。
その面では流出リスクは低い仕掛けだと思います。
そういったことを考えていくと、体の中に変更可能な「チップのようなもの」を埋め込んでしまうのが、一番合理的なのかもしれません。。もしくは、生体認証をペアキーとした、指輪などの形をした「チップのようなもの」の装着、ですかね。
実は、Apple Watchが後者に結構近いガジェットだと思っています。Apple WatchがFaceIDに対応して、Apple Watchを通じて各種認証を行うことができたら・・・
※なお、MicrosoftもWindows10ログインについて脱パスワード入力、生体認証をメインに、と考えている節があります。近い将来、暗証番号やパスワードを入力する、というのは時代遅れになるのかもしれません。
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