iOS「ショートカット」アプリ
Apple純正アプリである「ショートカット」アプリはご存じでしょうか。
iOSのセキュリティの高さもあってか、できることにかなりの制約はあるのですが、うまく使うことでかなりのことが自動化できます。
よくある使い方としてはiOSでできる範囲内の処理の自動化(簡略化)となります。
しかし、実は、サーバーへの処理命令やiPhone内でプログラム(Python)を実行させたりすることができます。
また、処理の起動方法として「時間指定」「QRコードを読み込んだとき」「NFCを読み込んだとき」といった指定もできます。
ただし、ショートカットを使うには、正直敷居が高いです。
そもそも作り方が特殊(コマンドの内容や動きが分かりづらい)ですし、プログラミング的な要素も必要となってきます。
そこで、「マルス」では、「ショートカット定義のダウンロード」「コードのコピペ」「ごく簡単な修正」で設定できるようにご提供いたします。
プログラミング的な要素は必要ありません!
利用環境・動作確認環境
- iOS 14.2.1
- iPhone 12 Pro Max
- ショートカット(アプリ)
「ショートカット」を使うための事前設定
1. 「ショートカット」アプリの準備
「ショートカット」アプリがインストールされていない場合、AppStoreからインストールしてください。
2. セキュリティ設定
「ショートカット」アプリに、外部のショートカット定義をダウンロードするには、セキュリティ設定を行う必要があります。
(外部のショートカット定義 = 「マルス」でご提供しているショートカット定義)
「設定」アプリ > 「ショートカット」 > 「信頼されていないショートカットを許可」を「ON」にする必要があります。
なお、ショートカットを一度も使ったことがないと、グレーアウトされていて設定できないことがあります。
その場合は、ショートカットアプリ内にある「ギャラリー」から適当な定義を取り込み、一度実行してください。
その後、「ON」にできるようになります。
3. ショートカットでの効率化ライフをお楽しみください!
当サイト内のタグクラウド「iOSショートカット」を選択いただくと、「マルス」でご提供しているツールが確認可能です。
なお、ショートカットの実行方法も色々とありますが、代表的なものを記載いたします。
「ショートカット」アプリ内から実行
赤枠内あたりをタップしてください。
(ズレると、編集画面になります)
「ウィジェット」から実行
iOS14から利用可能になった「ウィジェット」にも配置可能です。
ホーム画面から実行できるので、かなり便利です!
「Siri」から実行
『「ショートカットの名称」を実行して』とSiriに話すと、実行することができます。
例)『バッテリー残量を実行して』
「Apple Watch」から実行
「Apple Watch」内にある「ショートカット」アプリからも実行可能です。