【ソフトレビュー】作図ツールはこれ1本でOK!「EdrawMax(エドラマックス)」(Mac版)

フロー図。ネットワーク図。ピラミッド図。組織図。避難経路図・・・
などなど、「よく目にする図だけど、キレイに書いていくのは手間がかかる」といった図があるかと思います。

そうした時でも、手軽に使えて、見栄えのよい図が作成できるソフトがあります。

今回は、そんな「EdrawMax(エドラマックス)」というソフトをご紹介いたします。

目次

おことわり

当記事は「EdrawMax(エドラマックス)」を製造、販売されている「Wondershare」様に利用ライセンスをご提供いただき、本レビュー記事を作成しております。

なお、内容に対しての指示はなく、全て私の意見、判断を忌憚なく掲載しております。

確認環境

  • Wondershare EdrawMax(バージョン 11.5.5) Mac版
  • macOS Monterey(12.4)
  • MacBook Pro(2021, M1 Max)

※全て、記事作成時点最新版

※当記事は「Mac」版を使用しておりますが、Windows版やLinux版もございます。

「Wondershare EdrawMax(エドラマックス)」とは?

一言で言うのであれば、「色々な図が簡単にかける『作図ソフト』」となります。

特に私のようなシステムエンジニアの場合ですと、
「ネットワーク図」「ER図(データベース論理設計図)」といったものが簡単に作れるのは、かなり重宝します。
(トレンド?な「AWS」といったものもあります。)

人に説明する時にも便利ですし、設計書としても活用できます。

以下のような「避難経路図」は、線を書くところからアイコンまで至れり尽くせりで、こうしたソフトのありがたみが分かるのではないでしょうか。

Wondershare EdrawMax(エドラマックス)は、フローチャート、組織図、ガントチャート、p&id、間取り、…

なお、Wondershare社より、

  • インフォグラフィック作成の専用ソフト「EdrawInfo」
  • マインドマップ作成の専用ソフト「EdrawMind」

もラインナップされています。

こちらは、よりそれぞれに特化し、EdrawMaxよりもお安く入手可能です。

当サイトにおいてもレビューしておりますので、ご参考ください。

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「EdrawMax(エドラマックス)」はこんな方にオススメ

  • 簡単に、綺麗な「作図」がしたい人
  • さらに、こだわりたい時には、そのこだわりを反映したい人
  • 様々なパターンの「作図」をする必要がある人
  • プレゼンで見栄えをよくしたい人

以下、使用して感じたポイントを挙げていきます。

気に入った点

作成できるパターンがメチャクチャ豊富

作図できないものは「ない」のではないか、というくらい豊富です。

「どのようなモノが作成できるのか」で、ソフトを利用するかどうかの判断がなされるかと思います。

以下、執筆時点で選択できるパターンを掲載しておきます。
そして、以下に記載のそれぞれのパターンに対して、複数のテンプレートが用意されています。

ご参考になりますと幸いです。

ベーシック > 基本

ブロック図、矢印、タイムライン、サークル図、サイクル図、リスト、ベン図、プレゼンテーション

ベーシック > フローチャート

基本フローチャート、データフロー図、部門連携フローチャート図、BPMN、イベントフロー図、IDEF図、SDL図、ワークフロー図、監査図

ベーシック > マインドマップ

マインドマップ、コンセプトマップ、バブル図

ベーシック > 組織図

組織図(自動)、組織図(手動)、ジェノグラム(家系図)

ベーシック > グラフとチャート

縦棒グラフ、横棒グラフ、円グラフ、ドーナツグラフ、折れ線グラフ、面グラフ、散布図、バブルチャート、ゲージ、比較図、レーダーチャート

ベーシック > フォーム

レポートフォーム、請求書、営業フォーム、経費明細書、在庫表、見積書

ビジネス > ビジネス管理

ビジネスアーキテクチャ(BA)、アジェンダ、ビジネスプロセス、人的資源管理(HR)、コラボレーション図、ビジョンとミッション

ビジネス > 品質管理

意思決定図、フォルトツリー解析図、Plan-Do-Check-Act、特性要因図、HOQ図、関係図、品質の7つの基本ツール、TQM図、バリュー・ストリーム・マッピング(VSM)

ビジネス > プロジェクト管理

ガントチャート、カンバン図、ロードマップ、プロジェクトスケジュール、チェックリスト、プロジェクトカレンダー、関係マトリックス、リスクマネジメント、PERT図、決定木、進捗管理表、WBS図

ビジネス > 戦略と計画

親和図法、マトリックス、競争分析、ファイブフォース分析、フォースフィールド分析、パフォーマンスプリズム、バリューチェイン分析

ビジネス > マーケティング

比較図、カスタマージャーニー地図、ユーザーリサーチ、ファンネルチャート、マーケティング図、パズル、ピラミッド図、セールス、ターゲット、PEST分析

ビジネス > 分析キャンバス

ビジネス分析、製品企画、プロジェクトの進捗分析、戦略分析、チーム管理

ソフトウェアとデザイン > ソフトウェア開発

UMLモデル図、ソフトウェアアーキテクチャ、Booch OOD、COMとOLE、データフロー図、企業アプリケーション、Jacobsonユースケース、Jackson、プログラムフローチャート、プログラム構造、Nassi-Shnelderman、ROOM、Shlaer-Mellor OOA、SSADM、YourdonとCoad

ソフトウェアとデザイン > データベース

Chen ERD、データベースモデル図、Express-G、Martin ERD、ORM図

ネットワーク > ネットワーク図

基本ネットワーク図、Ciscoネットワークトポロジ、Cisco製品アイコン、Cisco安全アイコン、詳細ネットワーク図、論理ネットワーク図、ラック図、LDAP、Actic Directory、ネット位置、AV端子

ネットワーク > クラウドサービス

AWS、Azure、GCP

エンジニアリング > 建築設計

間取り、住宅設計、オフィスレイアウト、電気通信設計、座席設計、セキュリティと入退室整備、庭園設計、避難退出経路図、天井伏図、給排水設備と配管設計、正面図、ワードローブ

エンジニアリング > エンジニアリング

基本電気回路図、論理回路、産業用制御システム、系統図

エンジニアリング > 工業自動化

プロセス P&ID、事業用発電 P&ID、環境 P&ID、補助システム P&ID、配送 P&ID、プロセスフロー図、配管計装図

エンジニアリング > 地図

道路地図(3D)、地形図、道路地図、地下鉄路線図

設計 > グラフィックデザイン

年間報告書、バナー、パンフレット、証明書、カバー、チラシ、ラベル、雑誌、ニュースレター、コラージュ、ポスター

設計 > インフォグラフィック

建築、ビジネス、教育、環境、食べ物、医療、音楽、ニュース、テクノロジー、観光、交通機関

設計 > カード

名刺、感謝状、招待状、はがき、誕生日カード、クリスマス、ハロウィン、カーニバル、こどもの日、復活祭、年賀状、バレンタインデー

設計 > UI&UX

ウェブサイトのワイヤーフレーム、Windows UI、iPhone UI、Android UI、iPad UI、ウェブサイト概念図、サイトマップ

科学と教育 > 科学

力学、光学、化学方程式、実験器具、分子モデル、数学、ジェノグラム、人間の臓器、生物学、天文学、学習

科学と教育 > 思考ツール

比較図、グリッドとマトリックス、メインアイデアと詳細、シーケンスチャート、レーダーチャート、ストーリーボード、Tチャート

作成の基本は、テンプレートを選択して改良

テンプレートが豊富であり、「近しい完成図を選択」->「編集して作成」することで、短時間で作成することができます。

テンプレートが豊富のため、新たな気づきが得られる

上述の通り、パターンがメチャメチャ豊富です。

そのため、「これはどういう時に使うものだろう?」と眺めるだけでも、そうした技法があるということに気づくことができます。

新たな知見を得て、活用していきましょう!

操作も簡単

Excel等と同じようなインターフェース、操作感です。

もちろん日本語表示にも対応しておりますので、操作で困ることはあまりないのではないでしょうか。

※いわゆる「リボン」ですね。

しっかりとショートカットキーもある

「使い手のことを分かってるな」と感じるのが、このショートカットキーの設定。

数も多すぎて「ちょっと覚えづらい・・・」というのは仕方がありませんが、ショートカットキーがあるだけで、作業生産性が向上します。

なお、このショートカットキーは、好きにカスタマイズ(キー割当)することが可能です。

操作方法のヘルプも充実

それに加えて、様々な図の作成方法動画も公開されています。

気がつかなかった便利な操作もありますので、こうしたサポートはありがたいですね。

※日本語動画です。

これらのチュートリアルを見るだけで、EdrawMaxをすぐに使えるようになります。…

見た目の変更も容易

「テーマ」という概念があり、デザインをガラっと簡単に変えることができます。

一から一つずつ設定してられない、、、といったケースでは特に有効ですね。

以下の作図を、テーマを変えるだけでその下のイメージに変更することができます。

もちろんテーマ変更後、細かく設定していくことが可能です。

クロスプラットフォームに対応

Windows、Mac、Linuxに対応しております。

さらに、購入プランによりますが、Web版(ブラウザ版)も使用することができます。

※iPad + Chromeで、使えることを確認しております。

受け渡しが発生するようなファイルの場合、こうしたクロスプラットフォームに対応していることは重要です。

残念な点

Wondershare社の製品の中では、やや高価か?

作図できる豊富さ、複数台利用可能、買い切り、などを考えると、高価なわけではありません。
ただ、Wondershare社の他のソフトと比べてしまうと、やや高いかなという感じを受けます。

また、いくら「作図できるパターンが豊富」といっても、それら全てを使う方は少ない気がします。

「ソフト本体を安価」+「必要なテンプレートを個別販売」といったパターンがあってもよいかも、と感じました。

※といっても「ビジネスでの利用」を考えた場合、たいした金額ではありません。
圧倒的な作業時間の節約になるでしょう。

総評

作図としては、「これ一つあればなんとかなる」というソフトかと思います。

操作方法についても、他メジャーソフト(Microsoft Office等)のように慣れ親しんだUIですので、困ることはほぼないでしょう。
そうした意味だと、学習コストは非常に低いかと思います。

「キレイに作成できる」だけで、シンプルになりますし、分かりやすく説明することもできます。

残念な点を考えましたが、敢えて言うとしたら「料金面」くらいでした。
それくらい、普通に使えるソフトかと思います。


私はよくExcelのオートシェイプを利用して簡単な作図をするのですが、あまり細かな操作もできず、アイコン等の種類もほとんどありません。
(オンラインからも取得できますが、品質のバラツキが大きすぎる、権利関係に気をつかう、と、手間がかかります)

これからはうまく「EdrawMax」を有効活用していこうと思います。
(ブログに貼り付ける説明画像としても使えますね!)

WonderShare社の製品は、無料で体験することができます。
少しでも気になりましたら、ぜひ一度お試しいただければと思います!

EdrawMax ダウンロードページへ

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