先日、MacBook Pro(M1 Max)を購入したのをキッカケに、ディスプレイ環境含めて、接続方法を整理しています。
満を持して登場した、まさに「Pro」と呼べるスペックの「MacBook Pro M1 Max」。 Appleの発表会直後に予約開始する、という噂もあり、珍しく深夜2時からのオンラインストリーミングを見ていました。 そして、噂通り[…]
ほぼほぼ快適な環境に仕上がったのですが、ストレスなポイントが1点ありました。
Thunderbolt Dockとして「CalDigit TS3 Plus」というDockを使い、クラムシェルモード(MacBook本体を閉じたまま使う)で利用しているのですが、外付けキーボードを叩いてもスリープから復帰しない、という事象です。
クラムシェルなので、本体を開けて対応する必要があり、結構手間です。
この使っている「CalDigit TS3 Plus」は「電源ボタン」がなく、その辺りの通電コントロールの相性が悪いのでは・・・?という気がして、電源ボタン付きのDockを探し始めました。
ちょうど、Amazonのブラックフライデーセールに合わせて、BelkinのThunderbolt4 Dockが発売開始&ブラックフライデーセール価格というのを見つけ、購入することにしました。
なお、「スリープ前のディスプレイ解像度+配置設定が崩れるという事象」も多発しますが、M1の時(Intelの時も?)からそうだったので、もう諦めています・・・
Belkin CONNECT Pro Thunderbolt4 Dock
結構ガッツリとDockを活用していますので、高い拡張性が必要です。
ディスプレイ2台、ストレージ(TimeMachineやiOSバックアップ用)、有線LAN、外付けキーボード、マウス、ScanSnap(WiFi接続可能ですが、安定性のために有線USBで利用)など、色々と接続しています。
(SDカードは、MacBook Pro本体に復活したので、不要になりました。)
MacBook Proへの給電も必要です。
そして、今回の要件でもある「Dockに電源ボタンがある」こと。
それらの要件を満たしつつ、最新のThunderbolt4に対応したDockが発売ということで、期待をこめて購入しました。
初期不良?相性問題?
早速使ってみたのですが、いきなり問題にぶつかりました。
M1 Maxでディスプレイ2枚を接続する場合は、Thunderbolt 4(USB-C) + HDMIの組み合わせで接続する必要があるとのこと。
その通りに接続したのですが、HDMIポート経由のディスプレイがフラッシュを繰り返し、表示できません。
DockにHDMIポートが2つあるのでどちらでも試しましたが、症状は変わらず。
ちなみに、そのディスプレイをMacBook Pro本体にHDMIで直結すれば表示できますし、当Belkin DockとThunderbolt4(USB-C)接続しても表示することができます。
なお、HDMI接続時、MacBook Proからは「正しく 1920×1200@60Hzで接続できている」ように見えます。
このMacについて > システムレポート > グラフィックス/ディスプレイ にて、接続状況を確認することができます。
サポートに問い合わせしてみようにも・・・
とりあえず、何かしら制約や設定変更で回避できるなど、情報がないかと思い、Belkinのサポートに問い合わせてみようと思いました。
しかし、これが相当なハードルでした・・・
電話での問い合わせ
どうやら、問い合わせは電話が基本のようです。
とりあえず連絡してみようと思いダイヤルしましたが・・・
携帯からではつながらないフリーダイヤルのようです。どうしようもありません。
チャット(英語Only)
チャットサポートも用意されていましたので、こんなややこしい事象を説明できるかな・・・と思いつつ、チャットリクエストをしてみました。
が・・・担当割り当てが一向にされず。
諦めました。
製品登録ページから問い合わせできそうだが・・・
初期不良の可能性もあるため、とりあえず製品登録をしておこうと思いました。
しかし、製品リストに当製品がない・・・
(新商品なので、まだリストに登録されていないのでしょうか。。)
「リストに製品を見つけることができませんか?」というリンクもあるので、そちらをクリックすると以下の画面に。
お、ここから何か問い合わせできそうだ。と思い、入力、送信。
しかし・・・クリックしても、フォームが飛びません。
Safari、Chrome、Firefox。
Mac、Windows、iPhone。
いにしえのInternet Explorerまで使ってみましたが、どれも動作せず。
なすすべがありません・・・
ということで、Amazon
Amazonで購入しましたので、素直にAmazonに相談しました。
チャット機能がありますので、すぐに連絡がつくのはよいですね。
技術的なサポートは期待できないと分かりつつも、何か対処方法が考えられるかと尋ねたところ、「返金か交換します」とのこと。(想定通り)
当製品は使いたかったので、交換でお願いしました。
交換した結果は・・・?
残念でした。症状変わらずでした。
相性の問題か、、、と半分諦めつつも、色々とできる設定を変更してみました。
すると、特定の場合のみ、この「フラッシュして表示できない」事象が発生することが分かりました。
NGケース、それは「HDMI接続で、1920×1200の解像度を使うこと」でした。
「1920×1080」の解像度に変更すると、HDMI接続でも問題なく表示できることを確認。
しかしさすがに、わざわざ「1080」ではなく「1200」のディスプレイを選択して購入していますので、「1080」で使うことはありえません。
ちなみに、そのディスプレイはEIZO EV2495という機種です。
なお、この事象は、EIZO EV2456という同じ1920×1200の解像度で使えるディスプレイでも、同事象でした。
PC(Mac)でバリバリと作業をしたい時は、以下の環境で実施しておりました。 <作業環境> MacBookPro(15インチ) に 42.5インチディスプレイをクラムシェルモードで接続。 キーボード、マウスを接続(無線)。 ※よ[…]
対処法
上記事象は回避しようがないのですが、接続方法を工夫することで対処しました。
単純に、1920×1200のEIZOディスプレイは、USB-Cで接続。
メインとなるもう一つのディスプレイをHDMIで接続する、という形です。
こうすることで、2枚とも普通に表示できるようになりました。
ただし、メインディスプレイは、USB-Cだと3840×2160(4K) 60Hzで接続できるのですが、HDMI経由だと30Hzが上限となってしまいます。(ディスプレイの仕様)
フレームレートが落ちることで気になるかな・・・と思ったのですが、正直、違いを感じませんでした。笑
とりあえずは、この形で対処することにします。
とりあえず、満足
そもそもの本題であった「スリープから復帰しない」問題。
数日使ってみた程度ですが、一度も発生していません!
また、他の接続に関しても安定していて問題ありません。
上記HDMIの事象を除くと、満足な状態です。
ひとまず、メインDockとして使っていこうと思います。
何か怪しげな事象が出ましたら、当記事に追記しようと思います。
「スリープ前のディスプレイ解像度+配置設定が崩れるという事象」は相変わらず発生しますが・・・
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