【ブックナビ】一流の頭脳

コロナ禍の状況で心配になる「運動不足」。
しかし「運動不足」は強烈に身体にダメージを与えるかもしれません。

科学的エビデンスに基づいた「運動」の仕方が分かる。
そんな一冊のご紹介です。

(はじめに)「ブックナビ」とは

これは読んでおくべき」と感じた書籍(良書)についてご紹介するページです。

自身が重要だと思ったポイント、感じたこと、考えを記します。
また、自分自身の振り返りのためのページでもありますので、後日、内容をアップデートすることがあります。

完全に個人の意見であるため、著者の言いたいこととは異なる解釈である可能性もございます。あらかじめご了承ください。

良書紹介

一流の頭脳
著者:アンダース・ハンセン

以下、上記書籍より引用。

(P3)じつは身体を動かすことほど、脳に影響をおよぼすものはない。

(P4)脳の機能を高めるには戦略的に運動をするほうが、パズルや脳トレよりはるかに効果があることを、研究成果がはっきりと証明している。

(P29)身体を活発に動かした人の脳は機能が向上し、加齢による悪影響が抑制されむしろ脳が若返ると判明したのだ。

(P45)身体を活発に動かすことほど脳を変えられる、つまり神経回路に変化を与えられるものはないことがわかっている。

(P88)不安を軽減したい場合は、肉体にある程度の負荷がかかるほう(ウォーキングよりもランニング)が効果は高いのだ。

(P134)歩くよりは走ろう。体に負荷がかかればかかるほど、脳はドーパミンやノルアドレナリン(集中物質)をたっぷりと放出する。
理想的な心拍数(220から年齢を引いた数字)の目安は、最大心拍数の70〜75%だ。例えば、あなたが40代であれば、1分あたり130から140回を目標にすると良い。

(P185)暗記に限っていえば、ウォーキングや軽いジョギングに最も効果が期待できる。
疲労を覚えるほど運動すると、かえって逆効果になるからだ。疲れると筋肉がさらに血液を必要とするため、脳に流れる血液の量が減り、記憶する力が損われてしまう。

(P246)子供が潜在的な能力を十分に発揮するには、体を活発に動かさなくてはならない。

感じたこと、考えたこと

何をするにも「体力」は必要だ、だから「運動」して鍛えるべきだ、とは思っていました。
しかし「頭脳」の面でも、「運動」が超重要である、ということに気がつかされました。

人間の生活様式はものすごいスピードで変わっているけど、人間そのものの進化はゆっくりであり、「狩り」をしていた頃の生体反応がベースである。
そう考えると、すごく腹落ちする内容です。

もの凄く簡単にまとめると、「適度に運動するとよい効果がたくさんありますよ」に尽きます。

こういった裏付けがあると、有酸素運動をする意味がより強く持てますね!

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