【活動レポート】グローバルNo.1のRPAが実現する 業務最適化セミナー~様々なシステムを絡めた業務最適環境のご紹介~

「情報収集 RPA攻めの陣」(自分で掲げたテーマです)、RPA「Automation Anywhere」に関するセミナーに参加してきましたので、そのレポートです。

グローバルNo.1のRPAが実現する 業務最適化セミナー~様々なシステムを絡めた業務最適環境のご紹介~
2019/10/29(火) @サイボウズ株式会社 セミナールーム(東京 日本橋)

ビジネス+IT

昨今、人手不足という問題から業務改善や業務効率化などの検討が進んでおります。しかし、いざ検討してみると、どのシステムを活…

主に自分が理解した要約と、考察になります。
講演者自身の意図等と異なる可能性がございますのでご了承ください。
また、自分の曲解、誤認等もあるかと思います。当情報をご利用された上での損害等に責任は負いませんのでご了承ください。

なお、講演者様、講演企業様と弊社の直接の関係はございません。
ご興味やご質問がある方は、直接コンタクトください。

1. 働き方改革の視点から考える”サーバー型RPAの重要性”

SB C&S株式会社 先端技術推進統括部 RPAビジネス推進室
大裏明日香氏

RPAはバブルではない、しっかりと使っていくツールである、というのが現状認識。

RPAは「クライアント型RPA」(RDAとも言う)と「サーバ側RPA」があるが、管理面や権限コントロールなどを考慮し、「サーバ型RPA」が注目を集めてきている。

2. Kintoneが実現する”業務改善”

サイボウズ株式会社 営業本部
谷口修平氏

Kintoneは、サイボウズ社のグループウェア。
レゴブロックのように、ブラウザ上で新しいアプリを簡単に作れるのがウリ。
例えば問い合わせ管理のWebシステムなど、ものの数分で作ることができる。
アプリを作るプラットフォームの位置づけ。

そのKintoneとRPAを掛け合わせるとどうなるか。
Kintoneに対してRPAで作業させる、というのが非常に有効である。

RPAの入口(Kintoneへのデータ入力をRPAで)
RPAの出口(Kintoneからの出力をRPAで)
RPAの保管(データ抽出などはKintoneの検索機能を使ってしまう)

3. Automation Anywhereが選ばれる理由

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 パートナー マーケティング シニアマネージャー
米田真一氏

Automation Anywhereは「デジタル ワークフォース プラットフォーム」と言っている。
「デジタル ワークフォース」=仮想従業員(ロボット) である。

日本におけるRPAの課題は「導入は70%以上の企業が行っているが、しっかりと広範囲に適用できているのはわずか5%」ということ。
まだまだこれから有効活用していかないといけない世界である。

RPA実態調査から見えた日本のトホホな状況――「ロボットが止まる」の声も

キーマンズネット

Enterprise A2019 という新製品のご紹介。
RPA as a Servicesを実現。
ブラウザベースで開発可能。
Excelのリボンにボタン登録も可能であり、ExcelからRPAの実行が可能にもなる。
RPA動作の中で、他のAIソリューションとも連携が可能であり、クライアントアプリだけではない、AIサービスの利用も可能になる。
サーバ集中管理型であるため、負荷の高い処理は複数のクライアントを利用して実行する、などもできる。
※まだ開発中のサービスだそうです。

4. TECHVANが実現する”業務可視化と業務最適化”

テクバン株式会社 エンタープライズシステム営業部/金融システム部
濱野氏、山中氏

「業務最適化」=「自発的に使ってもらえるシステム、環境」のこと = 価値がある、ということ。

よくある「最適化に足りない」パターンとは。
「情報収集してます」で終わってしまう。「局所的なツール導入」で終わってしまう。

これは、業務を俯瞰的に見れていないのが原因であることが多い。
つまり、業務全体を可視化する必要がある。

考察

別のRPAである「Ui Path」もサーバで管理できる形にはなっているはずですが、「Automation Anywhere」のように「RPA as a Services」の形まではまだ至っていないと思われます。
ブラウザで開発ができて管理もできる。これはなかなか魅力的だと思います。

なお、この「Automation Anywhere」のクラウド版の価格をお伺いしたところ、まだ正式に料金体系が決まっていないとのこと。。
利用した量に応じた課金体系となれば、小規模な事業者様にもどんどんオススメできそうですね!

RPAも「野良RPA」問題(利用者が各々勝手に作ってしまい管理できない状態)が大きく言われておりますが、結局のところ、RPAもITシステム部門のようなところで管理するしかないのですかね、、、
RPAを業務効率化のために個々人でサクっと作ろうと思っても、どんどんそんなことは許されない環境になっていきそうですね。。。(もちろん、運用を考えるとダメなのは分かっているのですが。)

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