【メルマガ】携帯回線は命綱。どうしていくべきか?(2022年07月12日)

2022年07月02日(土)未明に発生した、auの大規模通信障害。
影響回線は最大3915万回線とのこと。

私は現在、au系の「UQモバイル」を使っていますので、影響を受けました。

※なお、デュアルSIMで「楽天モバイル」も使えるようにしていたため、通信面での実影響はほぼありませんでした。

詳細な原因や対策などはこれからになるかと思いますが、今回は「個々人で考えておくべきこと」をお伝えいたします。

何が起きた?

執筆時点で公開されている情報で簡単に言いますと、未明にネットワーク設備の交換を実施。
そこに何かしらの不具合があり、ネットワーク全体にその影響が発生。

その結果、つながりにくい、つながらない状態となってしまいました。
データ通信のみならず、電話もつながらず、緊急電話(110など)も使えないという惨事となりました。

さらに、ネットワーク内もデータの不整合などが発生し、すぐにリカバリできない状態に。

auとしての公式な障害復旧宣言は、発生から約86時間後でした。

※なお、この宣言後も、自身のスマホのアンテナ(ピクト)は、通常よりも弱い状態があったことを確認しています。

三大キャリアでなんとかしてよ、と思いますが・・・

特定のキャリアが不通になった時に、別のキャリア回線を利用して通話できるようにする。
こうした発想はあるかと思いますが、おそらく、現実的にはかなり困難でしょう。

※具体的に通信ネットワークに詳しいわけではないので、この点についてはあくまで素人目線での感覚です。

なぜかと言うと、引き受けるキャリアにとって、通信負荷が爆増するためです。

たとえば、DoCoMoの9000万回線が動いているネットワークに、auの3000万回線が一度に接続にきたとします。

本当に耐えられるものでしょうか?
(耐えられたとしたら、かなりの過剰設備ではないでしょうか?)

ネットワークに負荷がかかることで、DoCoMoの回線までダウンしてしまうリスクも発生します。

(そして、次にソフトバンク・・・となり、そこもダウンしてしまった日には・・・)

もちろん、その規模を想定して仕組みを作っていくのはアリかと思いますが、本当にそこまでする必要があるかの議論は絶対に必要だと思います。
(最終的にコストを負担するのは、利用者です)

インフラは、使えない時があるもの

過去、ソフトバンク、DoCoMoにおいても、大規模通信障害は発生しています。
現実的に、今後もこうした障害をゼロにすることは不可能でしょう。

その前提に立つとしたら、目先、どうすればよいか。

結局のところ、最後はリスクとのバランスになるかと考えます。

ただし、スマホ通信ができないというのは、場合によっては命に関わります。(緊急電話ができない)
そうした最大のリスクも踏まえて、準備しておくべきかと思います。

通信の二重化

手元に使える通信経路を二重化にする、というのが一番よい対策です。

最近のスマホは、デュアルSIMに対応していることも多いため、1つのスマホに2つの回線契約を入れることができます。
スマホ2台持ちというのも、(管理がやや面倒ですが)お手軽に準備できる方法だと思います。

※もちろん、別キャリアで契約、です。

さすがにそこまで・・・という場合は、家族内全員が同じキャリアと契約するのではなく、分けて契約する、というのも有効ですね。
(家族割などが使えなくなりますが)

本当に「緊急時用」として考えるのであれば、「電話+1GBデータ通信」が290円/月で使える格安SIMもあります。
ご参考ください。(DoCoMo系回線です)

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他経路での通信の確保

Wi-Fiスポット、固定インターネット回線など、場所制約は出てしまいますが、まったく通信できない状態と比べると言うまでもないでしょう。
また、「固定電話」も価値のあるものかもしれないですね。

SMS認証は避ける

二段階認証にSMSを使うケースがあります。
電話回線が死んでいる場合、SMSが届きません。

事前に、他の二段階認証(例えばメール認証、Google Authenticator認証 など)も使えるようにしておくなど、できる対策はしておきましょう。

※SMS認証しか選択肢がないケースは対策できませんが・・・

受電はどうしようもないかも

該当回線(今回だとau)で契約している番号に対する「受電」は、対策しようがないかもしれません。。
転送電話なども機能しない可能性が高いためです。

通常時から電話番号を2つお伝えしておくとか、そういった予防策しかないかもしれません。

※個人レベルだと過剰感がありますが、店舗など、電話が重要なウェイトを占めている場合は必要な投資だと思います。


インフラは、本当に「備えあれば憂いなし」の世界です。

ぜひ、賢い選択を検討されてください。

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