【メルマガ】安易なドメイン取得はちょっと待って!捨てるの大変です(2021年01月26日)

「ドメイン」

たとえば、「yahoo.co.jp」であったり、企業メールの「@」以降だったりと、「インターネットの住所」と言われるものですね。
取得するには、ドメイン管理団体に年間利用料を払う形で、利用する権利を得る形になります。

格安キャンペーンをよく実施しているサイト等もあり、数十円〜/年(初年度のみ格安が多い)で取得することもでき、気軽に取得できるものではあります。

しかし、よく考えて取得しないと、意外と捨てるのが大変だったりするのです。

自治体管理ドメインでも、そんな事件が発生しております。

自治体ドメインで起きた事件

秋田県大館市で過去に利用していた「odate−city.jp」(※わざと全角にしています)ドメインを第三者が取得、中身はまったく別のサイトとして運営されていることが分かりました。

ドメインは利用者が継続契約を終了すると、第三者が取得できるようになります。(解放されるわけですね)
つまり、このこと自体に全く違法性はなく、ドメインを利用する上での通常のルールとなります。

しかし、市のホームページにアクセスしたつもりなのに、まったく別の内容のページが表示される。
これは、「ウイルスに感染したのでは・・・?」などドキリとしてしまいますね。

今回のケースは、ドメイン管理は委託先任せで、ドメインの放棄についても明確な取り決めはしていなかったようです。

※自治体だから、というお話ではまったくなく、どのドメインでも同様のことは起こりえます。

ドメイン名を変更したい時は、一般的にはどうする?

旧ドメイン名も権利を保持しておき、旧ドメイン名でアクセスがきた場合、新ドメインに転送する、という処理をします。
システム的には処理の仕方は色々とありますが、ネットワーク機器で行うこともありますし、旧サーバー自身で行うこともあります。
(構成やコストにより判断することが多い)

つまり、旧ドメインも簡単に捨てることができない、というわけです。

旧ドメインでアクセスできないだけならまだしも、今回の事件のように第三者が使い始めると、間違ってアクセスしてきた人が騙される可能性があるということです。
例えば、yahoo.co.jp のドメインを第三者が使い始めたとすると、どのようなことになるでしょうか。

また、今回は正規の手続きですが、ドメイン管理を乗っ取られる(不正アクセスされて奪われる)という可能性もあります。
ドメインを奪われるということはかなりの痛手となる点はご認識いただいた方がよいかと思います。
Webサイトがなくとも、企業メール等にもドメインは利用していますよ。

捨てるのは難しい、安易な取得は避けましょう

キャンペーンサイトを作る時など、スポットでドメインが必要になることもあると思います。
しかし、キャンペーンURLによっぽどのこだわりがない限り、元々お持ちのドメインを使えないか、をまずは検討しましょう。

サブドメインの扱いとすれば、いくつでもドメイン内で作れます。
弊社ですと「gloria.cool」ドメインとなりますが、「campaign.gloria.cool」を作ればよいわけです。
※ドメインの手前につけるのがサブドメインになります。

また、サブディレクトリの形でも問題ございません。
「gloria.cool/campaign/・・・」という形ですね。

システム管理面、アクセス分析など色々な面を考慮しつつ、ご判断いただければよいかなと思います。

委託先に丸投げで、「新しいドメイン取っておきましたよ〜」みたいなことに安易にならないよう、ご注意ください。

捨てるに捨てられず、ずっとコストがかかる。
捨てたら第三者が使うリスクがある。
そんなことが付きまとうことになります。

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ドメインを変更するだけでも、ノウハウはあります。

また、そもそもWebサイトは「ただ存在すればよい」わけではなく、目的を持ち、それを達成するために存在するものです。
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