iPhone12で話題になった「MagSafe」。
マグネットを使って本体と接着、充電(等)ができる機能のことですね。
ご存じの方も多いと思いますが、元々「MagSafe」はMacBookの電源コードに採用されていた名称でした。
2006年頃のMacBookから採用。
MacBookの充電方法がUSB-Cになる2015年頃のMacBookまで、ずっとMagSafeが採用されておりました。
マグネットで簡単に装着、電源ケーブルを足にひっかけてもケーブルだけが外れて本体は落ちない、と、よいことづくめの機能でした。
Appleが特許を持っているようで、サードパーティーからは類似製品は出ていませんでした。
電源ケーブルを断線した場合、純正のアダプタを購入するしかなかったのは、懐かしい想い出です。
そんな「MagSafe」ですが、現行のUSB-CタイプのMacBookでも使える「MagThunder X」というアダプタを発見しました。
さっそく購入して便利に使えておりますので、製品レビューいたします!
Thunderbolt 3をMagSafe化「MagThunder X」
「MagThunder X」って?
「MagThunder X」とは、USB-Cの先に接続するアダプタです。
ここまで「USB-C」と記載してきましたが、正しくは「Thunderbolt 3」の規格に対応しております。
現行MacBook Air / Pro (2020) の規格は「Thunderbolt 3」となりますので、転送など何の制約もなく使えるアダプタとなります。
100W給電も可能なアダプタです。
また、MacBook用のような記述をしておりますが、USB-C(Thunderbolt 3)のアダプタですので、WindowsPCでも全く問題なく動作します。
※コネクタの形が「USB-C」ですので、以降、「USB-C」で記載いたします。
「MagThunder X」ではありませんが、Amazonでも似たような商品は販売されています。
ただし、規格等も様々ですので、ご購入される際はご注意ください。
※当方は使ったことはありません。
使い方
USB-Cケーブルの先(オス)に片方を装着。
本体側のUSB-C(メス)に片方を装着。
それだけです。(アダプタなので、当たり前ですが)
利用イメージ、マグネットの強さ加減
マグネットの強さ加減や、Thunderbolt 3としての接続性に問題はありません。
YouTube動画を作成しましたので、ご参考ください。
思いのほか磁力は強く、装着時に困ることはありません。
しかし、ケーブルに横から力が加わると簡単に外れるという、絶妙の強さ加減です。
動画では「CalDigit TS3 Plus」というThunderbolt 3のDockを経由して接続しておりますが、充電やディスプレイ表示についても、アダプタ有無を感じない安定性です。
装着時の姿
MacBook Airに装着したところの画像をいくつか貼っておきます。
ご参考いただければと思います。
アダプタ自体は小型です。
底面に対しての出っ張りはないので、本体がグラつくことはありません。
Apple純正のUSB-Cケーブルを、隣のコネクタに装着したところ。
「MagThunder X」自体の幅はそんなにありませんので、別のUSB-Cケーブルと干渉することも少ないと思います。
PC利用時の見た目。(ケーブル離脱時)
PC利用時の見た目。(ケーブル装着時)
接続時はランプが点灯します。
気に入った点
着脱がノンストレス
コネクタの位置を確認せずとも「パチン」と装着。
これです。このために購入したのです。
規格的な制約はない
純粋に「接続をマグネット化しただけ」とできるのが嬉しいですね。
残念な点
値段が高い
とにかく、残念なのはこの点につきます。
「Thunderbolt 3」に対応しているということで、それなりに値段がするのは分かります。
ただ、あまりにも高いと感じてしまいます。(5,400円+税)
身も蓋もない言い方をしてしまえば、接続端子がマグネット化するのみ。
その利便性に、この値段が出せるかどうかがポイントになりますね。
(現時点)アダプタ片方だけの販売がない
この製品を購入したきっかけは、2台のノートPCの充電を楽にしたい、というものでした。(どちらもUSB-Cタイプ)
1本の充電ケーブルがあり、それを適当なタイミングで付け替えてバッテリーをキープするイメージです。
(ノートPCを置いている場所に、ケーブルが1本しかない)
USB-Cを手探りで抜き差しするのは結構手間で、かつ本体にたくさん傷もつきそうなので「どうしようかな、、、」と思っていたところ、当製品を発見しました。
つまり、1つのアダプタ(オス)にたいして、アダプタ(メス)が2つ欲しいわけですが、そのような購入の仕方ができず、2セット購入するしかありません。
それなりのお値段がしますので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。
※もの凄く便利に使用していますが ^^;;;
一度購入すれば、USB-Cであれば使い続けられるでしょうから、ヨシとしますか。。
誤ってひっかかるとケーブルが外れてしまう
たまに「escキー」を押す勢いあまって、ケーブルに触れてしまうことがあります。
触れ方によってはケーブルが外れてしまいます。
充電ケーブルとして利用している時は問題ありませんが、ディスプレイ等を接続している時は、多少面倒ですね。
この辺りは、利便性・安全性とのトレードオフなので仕方がないですね。
評価
評価:★★★★☆
簡単に着脱できる。
その目的は完璧に果たせました。
よくケーブルを抜き差しする方は、導入をご検討くださいませ。
一回3秒の手間削減でも、チリツモで大きな時間の節約になりますよ。^^;;;
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