ブログ記事作成やコーディングなど、キーボードを打鍵する機会が相当増えたため、疲労が蓄積しづらいキーボードをずっと探していました。
色々と悩んだ末、最終的には東プレ「REALFORCE SA for Mac(R2SA-JP3M-WH)」を選択いたしました!
「Logicool Craft」という多機能キーボードからの移行です。
「Logicool Craft」のお話もしつつ、製品レビューをいたします!
元々使用していたキーボード
「Logicool Craft」という多機能キーボードを使用していました。
Logicool純正のパームレストも合わせて使用。
「Craft」自体に大きな不満があったわけではありませんが、「キータッチが極上!!」というわけではありませんでした。(普通?)
ちまたで噂の「高級キーボード」というものに触れてみたかったということもあり、今回、キーボードの刷新を考えました。
「高級キーボード」を比較した上での選択
「高級キーボード」というと、購入した「東プレ」、「FILCO」、「HHKB」の3種類くらいに絞られるようです。
(上述のLogicool Craftも、それなりの値段しますが・・・)
キーボードとして、以下の要件がありました。
その中で今回、東プレ「REALFORCE SA for Mac(R2SA-JP3M-WH)」を選択しました。
「Mac」配列でかつ「JIS」配列
ベースとして「Mac」で「JIS」配列を使っていますので、これは譲れません。
できるだけ配列は合わせておきたいということもありますし、以下のような理由もあります。
普段、Macを使っている方がWindowsを使うと「イラッ」とするのが、文字入力モードの日本語入力ON/OFFの操作だと思います。 Macは(JIS版キーボードであれば)「かな」「英数」ボタンがあり、「かな」を押すと必ず日本語入力に、[…]
「FILCO」はMac配列のキーボードは発売していないようです。
「HHKB」はMacでJIS配列もありましたが、そもそも「ファンクションキー」がないので選択から除外しました。
※ソフトウェア的にねじ曲げることも可能ですが、最初からその手段を取るのはやめました。
テンキーは必要
ふと「テンキーなんて使ってたっけ?」と思ったのですが、
自分の操作をあらためて意識して確認したところ、ガッツリ使っていました。笑
ファイル名に日付を入力する時や金額を入力する時など。
無意識とは恐ろしい・・・
ということで、テンキーは必須です。
できれば「無線接続」がよい、が・・・
「東プレ」一択の状況ですが、「有線接続」しかありません。
少し悩みましたが、配置的に有線でも問題ないかなーと思い、OKと判断しました。
MacBookProに接続して使いますが、Dockを使用していますので、DockにUSB-Aで直結して使っています。
※いい感じで配置できました。(左にある白のプラグは関係ありません。)
ちなみに「CalDigit TS3 Plus」というDockを使用しています。
1年以上ずっと使っていますが、ディスプレイ接続や有線LAN接続も含め、とても安定して稼働しておりますので気に入っております。
気に入った点
「スコスコ」感がヤバい
調べていると一様に同じ表現が出てきますが、キーボード打鍵時の「スコスコ」感がすさまじいです!
キータッチで真剣にキーボードを選んだことはなかったということもありますが、今まで体験したことのない軽さです。
とは言え、ガンガン強く叩いてもマズいわけではありません。
「key lock」は地味に便利
Macを使いつつも、仮想化 or リモートデスクトップでWindowsも使用します。
Windowsで困るのが「F1」キー問題。
「F1」を押すと「ヘルプ」が起動するのですが、まず使うことはなく、さらに押してしまうと起動にやや時間を要します。
※特にExcelでは「F2」を多用しますので、誤爆が多いです。
この「key lock」は、ハードウェアレベルでキーをの無効化ができるというものです。
(Realforce公式の設定アプリで設定します。)
自身で無効化しているのは「F1」キーのみですが、地味に便利です。
残念な点
「有線接続」しかできない
配置上問題ないのは先述の通りですが、やはり「無線接続」が欲しいところですね。
キーボードを片づけて机を大きく使いたい場合に有効ですし。
キーボードが「高い」(慣れますが)
いや、値段もそうなのですが、キーボードの高さが「高い」です。
体格や好みによるのでこの良し悪しは判断しづらいですが、今までの「Craft」と比べると随分と「高さ」を感じてしまいます。
個人的には少し「高い」かな?と感じます。
慣れましたので不便なわけではありませんが。
ということで、サイズ感が合いそうな「FILCO」のパームレストを購入しました。
色合いが少し合わない感もありますが・・・(購入した色は「レイニー」です。)
Lサイズ(445mm)、17mm 厚型タイプ を選択しました。
パームレストの形状としてはバッチリになりました。
(キーボードはツメを立てて使用しています。)
別に高くなくてもよいと思うのですが・・・(構造上、何かあるのでしょうか。)
バックライトがない
キーボードのバックライトがありません。
私はそういった暗がりで操作することはありませんので実用上まったく問題ありませんが、もしバックライトの必要性がある方はご注意ください。
Tips
特殊操作の設定(Mac)
Macにおいては「Mission Control」を有効活用しています。(複数のデスクトップを使う機能)
ボタン1つでデスクトップ間を移動できると便利であるため、ファンクションキーにショートカット登録をして使っています。
本キーボードは「F13〜F19」(都合7つ)が比較的意味のないキーになっておりますので、潤沢にショートカット登録が使えます。
Macの設定になりますが、以下のように設定できます。
(Macの標準機能ですので、どのキーボードでも設定可能です。)
「システム環境設定」>「キーボード」>「ショートカット」タブ>「Mission Control」
ここで、任意のショートカットを設定すればOKです。
私はMission Contorl関連と、スクリーンショット関連を「F13〜F19」に割り当てています。
「key lock」が解除される?
Macのスリープからの復帰時など、キーを無効にする「key lock」が解除されてしまっていることに気がつきました。
なんでだろ???と思いましたが、キーボードからON/OFF操作が簡単にできました。
「fn」+「home」で「key lock」のON/OFFが切り換えられます。(マニュアルに記載がありました。)
「Craft」を使っていて
「Craft」最大の特徴を有効活用できなかった
もともと、Adobe Photoshopなどを使うために、といったホイールです。
(「クリエイティブコントロール」らしいので・・・)
Photoshopなどのアプリを使うことはあまりないので、結局使うことはほとんどありませんでした。
※任意のキー設定ができるため別の用途で使うことがあるかな?と思っていたのですが、結局使いませんでした・・・
「Flow」もあまり使わず
このキーボードのウリの1つ、「Flow」。
「Flow」の設定をした端末間同士で、キーボード&マウスを自動で切り替えできるという機能です。
(画面の端にマウスを持っていくと、別の端末に接続が切り替わる)
対応のマウスを使っていて「キーボードも一緒に使えたら便利かも」と考えたのが「Craft」を購入したきっかけだったことを思い出しました。笑
「MacBookPro 15インチ(外付けディスプレイ利用) ⇔ MacBookPro 13インチ(ノートPCとして利用)」の環境で使用したのですが、
以下のような理由から結局使うことがなくなりました。
- 切替にややタイムラグがある(微妙なストレス)
- 外付けディスプレイをさらに拡張したため、13インチを拡張画面として使う必要がなくなった
- 13インチ本体のキーボードが物理的に邪魔
※マウスが切り替わるのは便利だったりします。
PC(Mac)でバリバリと作業をしたい時は、以下の環境で実施しておりました。 <作業環境> MacBookPro(15インチ) に 42.5インチディスプレイをクラムシェルモードで接続。 キーボード、マウスを接続(無線)。 ※よ[…]
iPad Pro 12.9インチを使っておりますが、普通にiPadとして使う以外にも色々な情報を表示するダッシュボードとして使っております。 例えば、Google Analyticsのリアルタイムレポートなど刻々と変化する情報表示であった[…]
キー割当変更も若干誤動作が
Logicoolのソフトウェアで、各キーの設定を変更することができます。
上述の「特殊操作の設定(Mac)」のように、Mission Controlなどを割り当てていたのですが、
ソフトウェアの読み込みタイミング?によっては、元々の意味のキーとして動くことがありました。(スクリーンショットを撮る、等)
スリープからの復帰時に発生することが多かったため、特殊設定が読み込まれていないのかなと思っています。
(復帰後に少し時間をおけば設定した動作になります。)
無線接続ならではの悪い点も
無線接続のため、反応しないことがややありました。
また、Bluetooth接続ができるのですが、どうもMacBookProと相性が悪い?のか、うまく接続できないこともありましたので、USBトングル経由で接続していました。
(マウス Logicool MX Master3はBluetooth接続で全く問題なし。)
評価
評価:★★★★☆
疲労が蓄積しづらいキーボードを探すのが目的。
その目的は完全に達成できたと思います。
タイピングするのが気持ちよいキーボード。
これは目に見えづらい価値ですが、幸せになれる価値だと思います。
また、MacBookPro本体とキー配列が同じであるため、キー操作の混乱が少ないのもやはり利点です。
しかし、有線接続しかない、キーボードのデザイン自体はとてもスタンダードな作りで「オシャレ」なわけではない、というところが少しもったいないなと思いました。
(業務用、という感じがします。。)
使っている時はまったく気になりませんけどね。
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