かなり昔から、Macでの音声入力の仕組みはありました。
昔はあまり使えなかったイメージがあるのですが、久々に使ってみると、かなり実用レベルに来ていることがわかりました。
(日本語入力においても)
慣れればキーボードのみで入力するよりも速いです。
使い方や、メリットデメリットのご紹介です。
Mac本体の標準機能であるため、特に費用はかかりません。
※ちなみに、この記事はほぼ音声入力で書き上げて、装飾や文字の微修正、誤字の訂正をキーボードで実施しています。
※iPhoneでも音声入力は可能であり、Macと同レベルの精度があると思います。ぜひ、お試しください。
音声入力の設定方法
Macでの設定方法です。(MacOS Catalina 10.15.2)
システム環境設定>キーボード>音声入力
音声入力を「ON」にしてください。
言語は「日本語(日本)」のみがよいと思います。
また、音声入力で「、」や改行なども入力することができます。
この入力ができることで、実用性が増していると思います。
基本的には、
、てん
。まる
( かっこ
) かっことじる
(スペース) たぶきー
(改行) かいぎょう
あたりで十分かと思います。
音声入力のメリット
入力が速くなる
音声入力の方がキーボード入力より速いです。
これは、どんなにブラインドタッチが速くても勝てないのではないでしょうか?
キーボード入力による疲労が軽減できる
キーボードの入力って、意外と疲れるものです。
(ずっと音声を出し続けるのも疲れますが。)
入力結果を見ながら文字入力ができる
ブラインドタッチができない人でも、音声入力であれば画面を見ながら入力ができます。
そのため、入力ミスがないかが、入力しながら確認できます。
確認の効率が上がります。
ちょっと未来の入力方法な気がする 笑
気持ちの問題です。
音声入力のデメリット
声を出しても問題のない場所でしか使えない
テレワーク・リモートワークに通じるものがありますが、声を出しづらい場所では使えないです。
比較的静かな場所でないと、当然認識精度が落ちます
音楽をかけながらだと精度が落ちます。
声の誤認識はあまり感じませんが、話した内容が丸ごと落ちることがあります。
(おそらく騒がしすぎて聞き取れず、声が認識されていないため。)
本人の声と他人の声を聞き分けているのは凄いと思います。
文脈からの漢字の判断がまだイマイチ
キーボードで入力していてもあることですが、漢字の判断が難しいです。
例)漢字⇔感じ、速い⇔早い、精度⇔制度、仕様⇔使用
日本語入力のみならオッケーだが、数字、英字混在入力には弱い
これは致し方ない部分ではあると思います。
私は日本語のみ音声入力で行い、数字や英字を使う場合はキーボードで入力しちゃっています。
セキュリティー面でイマイチかも
インターネット経由でアップルへの通信が必要となります。
(サーバー側で音声入力の認識をしていると思われます。)
そのため、外部に通信できない環境セキュリティー面を非常に気にする場合は音声入力を使うことができません。
滑舌が悪い人はちょっと使いづらいかもしれません
がんばりましょう。
有効な使い方
音声入力のみで入力しようとせず、速い入力方法をうまく組み合わせて使うのが良いと思います。
例えば、大量に日本語入力する場合は音声入力で一通り入力し、細かな訂正をキーボードで行うといった形です。
上述の通り、数字や英字の扱いは苦手であるため、キーボードで入力した方が明らかに速いです。
その他
クラムシェルモード(Macを閉じて外部ディスプレイに表示して使う方法)で使っていると、Mac本体内蔵のマイクが無効となるようで、使えません。
(外部入力用のピンマイクが欲しくなる・・・)
音声がほぼリアルで入力されていきますので、多少は考えた上で発言しないとめちゃくちゃな文章になります。笑
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