ビジネスを行う上でも、日常生活でも、ITサービスなしには成り立ちません。
しかし、使っているサービスが終了・・・というリスクは常に存在します。
特にGoogleは、それなりの頻度でやらかします・・・
「Cloud IoT Core」のサポート終了
「Cloud IoT Core」とは、Googleクラウドで利用できる、IoTデバイスを管理するサービスです。
IoTデバイスとは、ネットワークにつながり情報をやりとりする機器のことです。
例えば、ネットワークに接続できる温度計とかですね。
(私がよく使う「ラズベリーパイ」も、IoTデバイスとして利用できますね)
「Cloud IoT Core」は、そうした機器を管理するサービスですね。
そのサービスが、2023年8月に終了します、と告知がなされました。
Easily and securely connect, manage, and ingest data from gl…
ほぼ事業で使う方が多いと思われるサービスですので、何かしらの代替手段を検討し、早急に対応する必要があるでしょう。
他にも・・・
サービス終了には色々と理由はあるでしょうけど、使い手からすると、正直、困りますね。
Googleだと過去にも様々なインパクトを残したサービス終了があります。
有料化も含めて記載しますが、印象に残っているものもあるのではないでしょうか。
- Googleリーダー
- Google+
- Google Analytics ※廃止予定
- Google Photo ※有料化
- G Suite ※有料化
普及していないならまだしも、それなりの規模の利用者がいるにも関わらずサービス終了となるのは、無責任だと感じてしまいますね。。
個人的な感覚ですが、業務利用だとMicrosoftの信頼性が高いと感じます。
過去の状況を見ると、Internet Explorer や Windows など、延長しすぎです・・・
※Windows Phoneなど、普及しなかったサービス終了はありますけど。
サービス終了の備えはありますか?
一番困るのは「そのサービスに依存しすぎていて、サービス終了期日までに対応しないとマズいことになる」といったケースでしょう。
依存しすぎると、サービス料金の値上げも受け入れるしかない、といったリスクもありますね。
そうしたリスクを減らすために、弊社はできるだけ「代替手段のあるもの」「手の内でコントロールできるもの」をなるべく利用するようにしています。
例えば、以下のような具合です。
- Dropboxなどのオンラインストレージ(同期)サービスであれば、自前でNASを構築
- WebサイトのCMSは、シェアが高く、ほぼどの環境でも構築可能なWordPressを採用
- マーケティング基盤として、オープンソースの「Mautic」を利用
- 情報共有といったグループウェアは、無料での利用も可能な「プリザンター」を活用
もちろん、手の内で持つと管理が大変な面もありますが、外部からの影響が小さい点は大きな魅力です。
たとえ、アップデートがリリースされなくなったとしても、手の内で動かしているうちは使い続けられます。
(セキュリティリスクなど、自己責任とはなりますが)
業務利用における「移行コスト」は、相当な無駄です。
できるだけ「他社の事情」に振り回されないことが、事業を安定稼働させるためのポイントでもあるでしょう。
依存しきっているサービスがもし終了となったら・・・
と、想像してみることをオススメします。
メルマガ登録
『メルマガ Professional's eye』
週1回、3分で楽しめます。
詳細はこちら >>>
広告を含むご案内のメールをお送りする場合があります。
絶賛配信中!
メルマガ詳細はこちら >>>
広告を含むご案内のメールをお送りする場合があります。
以下も、ぜひご活用ください^^