利用者の閲覧履歴の保護。
世界的にも、日本的にも大切なことになってきています。
日本では「オプトアウト型」が主流ですが、事前同意が義務づけられる方向になりそうです。
まだルール整備の段階
総務省はターゲティング広告など利用者のデータ提供に関するルール整備に乗り出す。ネットの閲覧履歴のデータが第三者に提供され…
主には「第三者への閲覧履歴提供」が制限の対象となりそうです。
サイトの閲覧履歴が、そのサイトのみならず、第三者に渡ることで、一気通貫で第三者が閲覧情報を把握できることを問題視しているわけですね。
第三者は、より適した広告を配信することが主目的ですね。
サイトへのインパクト
まだルールが固まっていないので今後注視が必要ですが、下記のような点には注意していく必要があるかもしれません。
- サイト内に外部サービスを利用しているケースは、サービスに合わせた改修が必要かも
- 初回アクセス時に同意をとる(※)システム改修が必要かも
- 同意していない時のシステム処理改修が必要かも
- そうした監視運用が必要かも
- そもそも、サイトのプライバシーポリシーの見直しは必要かも
※よく、外資系サイトとかだと「Cookieの使用を許可しますか?」みたいなバナーが表示されるやつです。
正直あれ、めちゃめちゃウザイですね。。
どこまで保護すべき?
個人的には、閲覧履歴に関しては、使い手側である程度コントロールできますのであまり気にしていません。
端末やブラウザを変えればよい話ですし、ブロッカーやプライバシーモードといった仕組みもあります。
サイトで「同意を拒否」できるようになったとしても、本当のところどのようになっているかを確認する術がありません・・・
そもそも、今回のような閲覧履歴を気にしているような方が、どれくらいいるのでしょうか。
(世界のトレンドから外れている、とクレーム入りそうですが)
であれば、まずChrome使っているのおかしいよね、と言いたくなります・・・笑
罰則などもまだ不明ですが、リスクと対応コストの兼ね合いから、こうした第三者(主に広告)の事業がガタガタになりそうな気もします・・・
ますます、Google、Facebook(あ、Metaですかね)が独占を強める未来しか見えません。
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