あけましておめでとうございます。
本年も「役に立つIT情報」をお届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ここ数年は祝日の配置に動きがある年が多いですが、今年も動きがありますのでご注意ください。
今年の祝日の移動
オリンピックが延期になった影響もあり、今年もオリンピックを見据えた祝日配置になります。
通常とは異なる祝日の移動は下記となります。
07/19(月) → 07/22(木) 海の日
10/11(月) → 07/23(金) スポーツの日
08/11(水) → 08/08(日) 山の日 ※翌月曜日が代休
改正前のカレンダーもあるようなので、注意
2021年の祝日は「2020/11/27」に参院本会議で可決、成立しました。
そのため、早めに印刷されたカレンダーや手帳(のカレンダー)など、改正前の祝日配置になっているものもあるそうです。
私は紙のカレンダーは使いませんので、手元でそのようなことは確認できませんが、ご注意くださいませ。
システム的な影響は
ここ数年は祝日の移動も多かったため、変更に慣れたシステムも多いと思われますので、大きな問題はないと考えられます。
変更となった祝日の発生もまだ半年後のことですので、対応時間も十分あります。
システム的には、祝日を「定義ファイル」のようなものに持たせておき、そこを書き換えるのが一般的な仕組みですね。
ただし、昔のシステムはプログラム上にコーディングしていることもあり、改修(というよりテスト)に時間を要することもあります。
平日と土日祝で「システムの動きが変わらない」場合はさほど影響がありませんが、例えば金融機関など、営業日/非営業日を強く意識するようなシステムは注意が必要ですね。
もう一つ、ハマりがちなのは、○営業日先の日付を意識してシステムを作る場合です。
例えば、とある情報を登録した時に、100営業日先の日付に何かをするような処理があったとします。
その場合、祝日法改正前後のシステム状態で、100営業日先の日付が変わることがありますよね。
データとして入ってしまっているので、何かしらのケアが必要となります。
一日でも早くコロナ禍の状況がよくなるよう、一人一人、できることをしていきましょう!
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