【メルマガ】屋内で運動!効果抜群の自転車ゲーム「Zwift」(2020年07月14日)

コロナの状況の中、いかがお過ごしでしょうか。

緊急事態宣言が解除されてやや日常生活に戻りつつあるものの、コロナそのものの脅威はまだ何も変わっていません。
感染者数(正しくは検査を受け、陽性と判定された方の数でしょうか)も、緊急事態宣言以前の人数を超える勢いになっています。
少なくとも、何かしらの対策(薬や予防接種等)ができるまでは、まだまだ警戒していくべきだと感じております。

そんな状況ですので、体を動かすのも難しい状況が続いているかと思います。
一人でできる「ランニング」をするにも「マスクをしてはちょっとツライ」ですよね。

そこで、機材は必要になってきますが、楽しみながら負荷の高い運動ができる「Zwift」をご紹介いたします。

「Zwift」とは?

Zwift

Zwift is a virtual cycling app that is transforming indoor c…

「ズイフト」と読みます。

サイクリングやランニング用(トレーニング用)の、バーチャルな世界で楽しめるアプリです。
(アプリは月額課金制)

私も随分前から利用しています。
サイクリングでの利用です。(ランニングは設備がないのでプレイできず。。)

ざっくり言いますと、
(家の中で)自転車をこぐと、それに連動した情報がiPhone等の「Zwift」アプリに送信されます。
「Zwift」アプリにあるバーチャルな世界では、それに連動して自身のアバターが自転車をこぎ、コースを走って行く、というものです。(バーチャルな世界)

ようするに、自転車ゲームでコントローラーが実際の自転車、という感じでしょうか。

「Zwift」の面白さ

トレーニング用のゲームですので、いわゆる「ゲーム」としての遊び方とは少し異なります。
「トレーニングが飽きずに継続できるように」ということに主眼が置かれていると思います。

  • 周りに走っているアバターは、本当に世界のどこかで同じようにZwiftをプレイしているプレイヤー。
    1000人以上同時接続されていたりします。
    本当のプロが走っていたりもするらしいです。(たまにメチャメチャ速い人を見かけます。)
    チャットもできますが、基本的にあまり絡み合うことはないです。
    が、周りに本当の人が走っている、というだけでかなり気分が違います。
  • 「速くこぐ」ことで、アバターも連動してスピードが出ます。
    本当に走っている感じがします。
  • 対応した器具を使えば、上り坂・下り坂の負荷が器具に反映され、ペダルをこぐ重さが変わります。
    これはかなり秀逸で、相当な傾斜の坂まで実現されます。マジでキツいです。。
  • 経験値やお金、アバターに適用できるグッズの購入、レベルを上げることで新しいコースが開放される、など、継続して遊べる仕組みがあります。

プレイするまでの準備が少し大変(機材をそろえないといけない)なのですが、やみつきになること間違いなし!です。
(詳しくは公式サイトをご確認ください。)

Zwiftをプレイできる店舗もチラチラとあるようですので、そういった場所で体験してみるのもよいかと思います。

トレーニング効果は抜群!

正直、路上をロードバイクで走るよりも、負荷の高い、効率の良いトレーニングが可能です。

心拍計(Apple Watchも可)やペダリングデータとの連係もでき、トレーニングに必要な各種データの収集も可能です。

信号で止まることはありませんし、一般道を走るよりも坂の負荷が高いことが多い。
また、交通事故に合わないというのも大きなメリットですね。

周りを注意しなくてよいので、読書しながら・・・という荒技も可能です。
途中から汗一杯で読書どころではなくなりますが。

ただし、室内での運動になりますので、
・騒音には注意(機材によってはかなりの振動、音が出ます)
・クーラーや扇風機必須(風がないので、ものすごく汗が出ます)
という点には要注意です。

バーチャルと現実の融合

Zwiftはeスポーツの大会も予定しているようで、普通のゲーム大会よりも「スポーツ」な感がすごくありますね。
現実の肉体を鍛えないと、到底Zwiftでは勝てません。
逆に、アイテムを駆使して戦う、といった「ゲームっぽさ」はほとんどありません。

このようなバーチャルとスポーツを組み合わせるような仕掛けが、今後も盛り上がってくるのではないでしょうか。
場所的な制約を越えて、世界とつながってスポーツできる時代が近づいているかもしれませんね。

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One more thing

ZwiftのようなゲームがVR/ARと融合していくと、より手軽に、リアルに楽しめるようになるかもしれませんね。

コロナで少し状況は変わってきていますが、「アフターデジタル」というこれからのサービス設計のヒントになりそうな書籍をご紹介しております。
一度お読みいただくことをオススメします。
(良書です。)

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