コロナの状況の中、いかがお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言が解除されてやや日常生活に戻りつつあるものの、コロナそのものの脅威はまだ何も変わっていません。
感染者数(正しくは検査を受け、陽性と判定された方の数でしょうか)も、緊急事態宣言以前の人数を超える勢いになっています。
少なくとも、何かしらの対策(薬や予防接種等)ができるまでは、まだまだ警戒していくべきだと感じております。
そんな状況ですので、体を動かすのも難しい状況が続いているかと思います。
一人でできる「ランニング」をするにも「マスクをしてはちょっとツライ」ですよね。
そこで、機材は必要になってきますが、楽しみながら負荷の高い運動ができる「Zwift」をご紹介いたします。
「Zwift」とは?
Zwiftは、インドアサイクリングを最高に楽しくするバーチャルサイクリングアプリ。世界中の仲間とライドを楽しみ、オンデマ…
「ズイフト」と読みます。
サイクリングやランニング用(トレーニング用)の、バーチャルな世界で楽しめるアプリです。
(アプリは月額課金制)
私も随分前から利用しています。
サイクリングでの利用です。(ランニングは設備がないのでプレイできず。。)
ざっくり言いますと、
(家の中で)自転車をこぐと、それに連動した情報がiPhone等の「Zwift」アプリに送信されます。
「Zwift」アプリにあるバーチャルな世界では、それに連動して自身のアバターが自転車をこぎ、コースを走って行く、というものです。(バーチャルな世界)
ようするに、自転車ゲームでコントローラーが実際の自転車、という感じでしょうか。
「Zwift」の面白さ
トレーニング用のゲームですので、いわゆる「ゲーム」としての遊び方とは少し異なります。
「トレーニングが飽きずに継続できるように」ということに主眼が置かれていると思います。
- 周りに走っているアバターは、本当に世界のどこかで同じようにZwiftをプレイしているプレイヤー。
1000人以上同時接続されていたりします。
本当のプロが走っていたりもするらしいです。(たまにメチャメチャ速い人を見かけます。)
チャットもできますが、基本的にあまり絡み合うことはないです。
が、周りに本当の人が走っている、というだけでかなり気分が違います。 - 「速くこぐ」ことで、アバターも連動してスピードが出ます。
本当に走っている感じがします。 - 対応した器具を使えば、上り坂・下り坂の負荷が器具に反映され、ペダルをこぐ重さが変わります。
これはかなり秀逸で、相当な傾斜の坂まで実現されます。マジでキツいです。。 - 経験値やお金、アバターに適用できるグッズの購入、レベルを上げることで新しいコースが開放される、など、継続して遊べる仕組みがあります。
プレイするまでの準備が少し大変(機材をそろえないといけない)なのですが、やみつきになること間違いなし!です。
(詳しくは公式サイトをご確認ください。)
Zwiftをプレイできる店舗もチラチラとあるようですので、そういった場所で体験してみるのもよいかと思います。
トレーニング効果は抜群!
正直、路上をロードバイクで走るよりも、負荷の高い、効率の良いトレーニングが可能です。
心拍計(Apple Watchも可)やペダリングデータとの連係もでき、トレーニングに必要な各種データの収集も可能です。
信号で止まることはありませんし、一般道を走るよりも坂の負荷が高いことが多い。
また、交通事故に合わないというのも大きなメリットですね。
周りを注意しなくてよいので、読書しながら・・・という荒技も可能です。
途中から汗一杯で読書どころではなくなりますが。
ただし、室内での運動になりますので、
・騒音には注意(機材によってはかなりの振動、音が出ます)
・クーラーや扇風機必須(風がないので、ものすごく汗が出ます)
という点には要注意です。
バーチャルと現実の融合
Zwiftはeスポーツの大会も予定しているようで、普通のゲーム大会よりも「スポーツ」な感がすごくありますね。
現実の肉体を鍛えないと、到底Zwiftでは勝てません。
逆に、アイテムを駆使して戦う、といった「ゲームっぽさ」はほとんどありません。
このようなバーチャルとスポーツを組み合わせるような仕掛けが、今後も盛り上がってくるのではないでしょうか。
場所的な制約を越えて、世界とつながってスポーツできる時代が近づいているかもしれませんね。
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One more thing
ZwiftのようなゲームがVR/ARと融合していくと、より手軽に、リアルに楽しめるようになるかもしれませんね。
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一度お読みいただくことをオススメします。
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