20年ぶりくらいですが、自宅にサーバが欲しくなり、構築することにしました。
AWSもよいのですが、オモチャ環境として手の内にあるメリットは大きく、
また、「まあ、停止してもよいかな」といったレベルの自分用サービスを稼働しておくこともできます。
(AWSのような耐障害性は不要)
最近ですとミニPCでもスペック十分ですし、省電力で運用できます。
昔は、タワー型のサーバ使っていたのですよね・・・
今回は単純なサーバではなく、仮想化した上で何台も稼働させようと考えています。
せっかくですので、サーバの構築メモを残しておこうと思います。
複数回にわたります。
サーバ要件
- 省スペース
- 省電力
- 仮想化で運用
- そのため、メモリとCPUコア数は多い方がよい
- ディスク障害による全損は避けたく、RAID1(ミラーリング)は必須
選定機器
Minisforum「UM890 Pro」というミニPCにしました。
購入物
メモリやSSDは別途購入するので不要、
Windowsも不要ですので、
何もないモデル(ベアボーンキット)を購入しました。
メモリは仕様最大の96GBを用意。
DDR5-5600です。
RAID1にするために、M.2は2枚構成です。
サーバにそこまでディスク容量は不要なので、Gen4x4 M.2 2TB × 2にしました。
選定理由
要件を十二分に満たし、コストパフォーマンスも十分だと判断しました。
CPUは「AMD Ryzen 9 8945HS」。
8コア16スレッド、最大ブースト 5.2GHzです。
アイドル時は10w前後と想定され、24時間運用で300円/月くらいのはずです。
※当然、処理すれば電力食いますが、
処理している時に電気代かかるのは別に問題ないかと・・・
※別途、実測してみようと思います。
メモリもDDR5-5600で最大96GB 搭載可能ですので、申し分なしです。
ストレージも元々2スロット備わっていますので、RAID構成が組めます。
イーサネットも2.5Gbpsポート × 2、WiFi6Eも搭載。
まさにサーバとして利用してくれ、と言わんばかりのスペックでした。
UM80- Proが8万円ちょっと、メモリ、M.2でこちらも9万円ちょっとと、
スペックを考えるとかなりのコストパフォーマンス機だと思います。
キッティング
さて、まずはメモリとM.2の装着です。
中を開ける
これ、どう開けるんだ・・・?と悩みました。
マニュアルを見ても開け方が書いておらず。
結論、マグネットでくっついているだけですので、
力技でフタが開きます。
ここからは、4箇所ネジを外します。
普通のドライバー(星形などの特殊ではない)で外せます。
ネジを外せばカバーは外れるのですが、
ここが最大の難関です。
無線のケーブルと、FANのケーブルがお互いに本体をひっぱってしまい、
そのまま持ち上げられません。
無線のケーブルは外せないので、FANのケーブルを本体から抜く必要があります。
手で上に引っ張れば抜けますが、何分小さい上に手が入りにくいので、
もしかすると何かしら工具があった方がよいかもしれません。
開けたところです。
M.2用のサーマルパッドも用意されているのは、きめ細やかですね。
メモリ、M.2を装着
あとは、メモリとM.2を装着するのみです。
メモリは差し込むだけ、
M.2は差し込んで、ネジで浮かないように留めるだけ(ネジは本体に付いています)、ですね。
設置したら、開いた逆順でフタをしていきます。
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