メインで使用しているMacBookPro 15インチ(2018)が、気がつけばふっくらとした状態になっておりました。
重い腰を上げて修理しましたので、事の顛末を残しておきます。
症状
夏になりつつある時期に「えらくCPUファンが回るなぁ、、、」と思うようになったのですが、ふと本体を見るとなんと変形しているではありませんか。
※左右両方です。
キーボード側にも膨らんでいるため、ディスプレイが閉まりません。
クラムシェルモード(画面を閉じて、ディスプレイ、マウス、キーボードを装着してデスクトップ機のように使う使い方)でずっと使っているため、普段は本体を触ることはないのですよね。
一瞬、この状況に頭が「???」となりましたが、よーく中を見てみると、「おそらくこれはバッテリーが膨張しているな」と気がつきました。
(過去、iPhone3GSのバッテリーが膨張した経験があり、似たような膨らみ方を経験していました。)
持ち込み修理
持ち込み修理予約
物理的に壊れているため、持ち込むしかないですね。
Appleのサイトから申し込もうとしたのですが、まったく予約が取れない状況。
これまたどうしようもないので、なんどかしつこくチェックし、ようやく空きを見つけたのですかさず予約しました。
今回はバッテリーが膨張しているとは言え、CPUファンがうるさい以外はとりあえず動作に問題はありません。
(熱暴走するとマシンが重くなって反応しなくなりイライラすることはありましたが・・・)
そのためそこまで急ぎではありませんでしたが、急いで修理が必要な場合、予約すら取れないのは結構厳しいですね、、、
代替機の準備
常にTimeMachineでバックアップは取得していますので、持ち込みに向けてその点では準備はなし。
しかし、メインマシンとして使用しているMacであるため、修理期間中の代替機が必要でした。
MacBookPro13インチ(2019)を代替機にすることにし、環境構築をし始めたのですが・・・大いにハマりました。
詳しくは以下の記事をご参照くださいませ。
メインのMacBookProを修理に出すため、代替機として使用するMacに「タイムマシン復元」を使って同じ環境を作ろうとしました。 しかし、タイムマシン復元がうまくいかず(一部、多分私が悪いのですが・・・)、逆に代替機が起動しなくなり大ハ[…]
持ち込み修理
AppleStoreではなく、正規修理店に持ち込みました。(予約が取れたのがそこしかなかった)
個人的にはAppleStoreの雰囲気が苦手ですので、正規代理店の方がありがたかったりします。
ふと思うところがあり、検討の末、MacBook Pro 2019 13インチの購入を決意。 ※ふと思った内容は、後日記します。 Apple Online Storeで注文して、発送ではなく店舗受取を試してみましたので、その体験談です[…]
平日、かつコロナの影響でおそらく人数を絞っている、ということもあり、とてもスムーズにご対応いただけました。
マシンを見た瞬間に「あ、バッテリー膨張ですね」と言われる始末。
見たらすぐ分かるレベルだったのですね。
他に異常がないか、などのハードウェアチェックが必要ということで、そのチェックに15分ほど。
待っている間は、持参した本をのんびりと読んでいただけですので、とても快適でした。
幸い、他に異常はなし。
購入から約2年経過していましたので有償修理かと思っていたのですが、バッテリー膨張は3年保証なので無償修理で対応可能、とのこと!
MacBookProはバッテリーがキーボードと一体型となっているらしく、修理工場(?)に送っての修理になるので1週間くらいはかかるとのこと。
再度来店するのは面倒なので、引き取りは着払い配送でお願いしました。
受付から完了まで大体30分くらいでした。
修理完了!
持ち込み日含めて、4日で修理完了しました。
ただ、着払いのお願いがうまく行き届いていなかった(?)のか、その後電話でのやりとり等をしていたため、手元に届くまではもう少し時間を要しました。。
ちなみに、有償修理だった場合は「71,420円+税」でした。
この金額だと、修理をためらいますね・・・
ぶっ壊れる覚悟で、そのまま使用したかもしれません。(爆発しないか、少し怖いものがありますが。。)
なお、入っていたデータについてはそのままでしたので、何もすることなく、そのまま使い続けています。
(当然、ディスク暗号化の「FileVault」はONにしています。)
快適な動作に!
やはり、バッテリー膨張で空気の流れが悪くなっていたのが原因なのか、CPUファンがうなることはまずなくなりました。
これだけでかなりのストレスがなくなりました。
なお、膨らんで曲がっていた本体ですが、おそらく取り替えることもなく、元通りに戻っています。
アルミ、恐るべし。
(汚れている箇所がそのままでしたので、取り替えていないことは確実です。)
その他メモ
バッテリー膨張による保証は3年
知らなかったのですが、日本におけるバッテリー膨張の修理は3年保証らしいです。
自分は相当数のApple製品を購入しますので、一つずつAppleCareに入っているとかなりのコスト高になります。
「壊れたらその時考えるか」の割り切りで、AppleCareには入らないことにしています。
ですので相当な修理金額を覚悟していたのですが、無償修理で対応できてかなり助かりました。
修理のご担当の方にお聞きしたのですが、iPhoneなど防水レベルが高い機器におけるバッテリー膨張は少なくなっているらしいです。
密閉されているため、バッテリーへの負荷が少ないみたいです。
MacBookProの場合、CPUを冷却するために風を流しますし、さらに日本は年中湿気があり、バッテリーにとってはあまりよくない環境のようです。(そのため、日本のバッテリー保証期間は長いのだとか。)
クラムシェルモードで縦置き使用はまったく問題なし
自身の使い方が悪いのかな、、、と思い伺ってみたのですが、「想定している使い方なので全く問題ありません。」ということでした。
バッテリー膨張は「運が悪かった」と思っておきます。。
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