iPad Pro(2020)と同時に発表された「iPad Pro Magic Keyboard」が発売されました。
そして「Microsoft リモートデスクトップ」アプリがトラックパッド等に正式対応しました!
(2020/06/01 バージョン 10.1.0)
「ようやく完全な利用形態になった」ということで、あらためて「iPadでWindows操作」を使いこんでみました。
ようやく「iPadでWindows操作」も完全版になったと感じています。
ここで、あらためて整理いたします。
※iPadからWindowsを利用するお話については以下の記事をご参考ください。
持ち歩きにiPadは便利です。 PCを持ち歩くよりも軽いことが多いですし、SIM搭載モデルなら単体で通信も可能です。 電池の持ちもかなり優秀です。 しかし業務をする上で、Windows機が必要となることがあります。 そん[…]
動作確認環境
- iPad Pro(2018) 12.9インチ
- iPad Pro Magic Keyboard
- iOS 13.5
- Microsoft リモートデスクトップ 10.1.0
- 接続先端末(リモート先端末) Windows10 Pro
結論
キーボード操作の細かな点に不満はあるものの、一般的な使い方であればほぼ問題なく使用できます!
細かな操作に関して
Windows操作全般
致命的なものはないと思いますが、効率よく作業している方ほど、細かな点でストレスがたまります。
特に「ショートカット操作」や「ファンクションキー」をよく使う方ほど、微妙な差異が気になると思います。
「ESC」キーがないのは、iPadでキー割り当てしましょう
iPadのキーボードには、物理的に「ESC」キーはありません。
しかし、実はiOS側で割り当てることができます。
「設定」アプリ > 一般 > キーボード > ハードウェアキーボード > 修飾キー
あまり使わないキーを変更するのがよいと思います。(私の場合は「地球儀キー」)
トラックパッドはほぼネイティブな動き
トラックパッドの各種操作はほぼネイティブで動きます。
左クリック、右クリック、上下スクロール、そして横スクロールも可能です。
(Excelで横スクロール操作ができますので、下手なマウスよりも使いやすいかもしれません。)
なお、3本指ジェスチャーはiPadとしての操作が勝ってしまいますので、使うことはできなさそうです。
※上スワイプで「仮想デスクトップ表示」等。
サジェスト系の文字入力はまだうまくいかない?
「Windows検索」など、(おそらく)1文字入力するたびに何か処理が動くようなものについては、日本語入力がうまくいかないことがあります。
画像は「かきくけこ」と入力したもの。
ほぼ同時に「k + e」を入力すると「け」となりますが、普通の速度で「k」「a」と入力すると、「kか」とWindowsに反映されてしまいます。
(画像の通り)
利用する場合は、メモ帳などで入力してからコピペするのが楽かと思います。
なお、サジェスト形式ではない、テキストエディタ等に普通に入力する分にはこの問題は発生しません。
コメント
「リモートデスクトップ」アプリがバージョンアップするまでは、まだイマイチな操作感でした。
Appleが頑なに拒否していた、iPadにおけるトラックパッド・マウス対応。 iOS13.0にて、アクセシビリティとしてマウスが使えるようになったのは話題になりましたが、 iOS13.4で、シレっと正式にトラックパッド・マウスに対応[…]
しかし、マウス・トラックパッドがほぼネイティブな動きになりましたので、違和感はかなりなくなりましたね。
これで「iPadからWindowsを操作する」という利点が生きてきますね。
- iPadはセルラーモデルがあり、外出先での通信が手軽
- iPadとしても普通に使える
- Apple Pencilを使えば、快適なペン入力が可能(Windows「ペイント」アプリなど、ペンで描けます)
- iPadは端末としてのセキュリティレベルは(Windowsに比べると)一般的に高い
先日のiOS13.4のリリースに伴い、iPadでトラックパッド・マウスが正式に利用できるようになりました。 となると、当然、(再度)思いつくのが「iPadはPCの代わりになるか?」ということです。 ※以前からiPad Proは「PC[…]
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