SONYの電子ペーパーを愛用しているのですが、先日、修理に出したお話をしました。
おそらく初期不良と思われますが、SONYの電子ペーパー「DPT-CP1」を修理に出しましたので、その記録です。 1年以内でしたので、無事に無償で修理(というか機器交換)でした。 [adcode-start] 使い始めて3ヶ月くらい[…]
修理品は最新のファームウェアの状態で送られてきたのですが、そのバージョン(Ver1.6)に不具合があったようです。(Webで公表される前に、サポートの方からその旨の連絡がきました。)
まあ、完璧なものを作るのは不可能なので仕方ないですが・・・
ようやく対策版がリリース
せっかくなのでファームウェアアップデートをしようと、MacBookProにUSBで接続したのですが・・・
本体を認識しない!!
普段使っているWiFi接続だと、何の問題も無く認識し、データの同期も可能です。
しかし、ファームウェアをアップデートするにはUSBで接続する必要があります。
が、USB接続しても、反応はするものの、接続が完了しない・・・
このポップアップがしばらく出たまま、音もなくポップアップが消え、何事もなかったかのように元の画面に戻ります。(接続できていない)
電力が足りないということもないと思うのですが・・・(MacBookPro自体は給電してますし)
MacBookProを再起動しても状況変わらずでした。
MacBookProはUSB-Cしかないため、純正のUSBケーブルで電子ペーパーと接続することができないのですよね。。
※ちなみに、DPT-CP1(A5サイズ)もDPT-RP1(A4サイズ)も同じ現象でした。
対処法
原因調査は面倒なので、もう一台のMacBookProにDigital Paper Appをインストールし、USB接続しました。
こちらは問題なく認識し、無事にファームウェアアップデートができました!
別端末(MacBookPro)と接続して認識させるため、電子ペーパーの同期状態がおかしくなるかなーと思っていたのですが、何の問題もありませんでした。
元々同期させていた方のMacBookProとも、WiFi経由で何事もなかったかのように同期できました。
そもそも、母艦は1つである必要は「ない」みたいですね。これは知りませんでした・・・
この手の端末は、昔のiTunesとiPodの関係性(子は1つの親しか持てない)のイメージが強く、自分が勝手に思い込んでいただけでしょう。。
(複数の親を持ちたい、という要件自体がないので、試すこともしていませんでした。)
余談
「不具合あった!!対策版準備してます!!」と言ってからリリースまで1ヶ月。正直、対応が遅いですよね。
この商品、法人向けの商品です。(個人でも買えますが、立てつけが法人用なので、個人用割引クーポンなどが使えません。)
同期できないような致命的なバグ対応がこのスピード感、というのはちょっといただけませんね。
(自分にとって致命的な話ではなかったため、そんなに気にしませんでしたが。)
、、、と、厳しく書いてはみたものの、多分仕方ないのだろうなーとも思います。
ここからは推測の話になりますが、過去のアップデート予告や実際のアップデートスピードを見る限り、開発リソースがほとんどない体制で対応しているのではないか、と思います。
さらに、おそらくあまり売れてなくて、お金もない。
予約して購入したDPT-CP1のシリアルナンバーはほぼ初番に近い番号であり、1年後に修理して帰ってきた新しい端末は(シリアルナンバーの読み方が間違えてなければ)2000番台。
つまり、1年間で2000台くらいしか売れていないのでは・・・?
もちろん、超マニアックな製品だとは思いますし、値段も高いです。
売れないのは分かりますが、ここまで売れていないのかも、と思うと少し寂しい気もします。
不具合のあったファームウェアのダウンロード数(もしくはインストール数)は押さえているでしょうし、「そんなに影響範囲広くないし大丈夫かー」みたいな判断があったのかもしれませんね。
(繰り返しますが、私の勝手な推測です。)
電子ペーパー、製品としては大好きなので今後の発展に期待です!!
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