ロードバイクのトレーナーゲーム「Zwift」を使用し、家の中で自転車をしています。
この「Zwift」、基本的にはハンドルさばきはできず、コースに沿って(自動で)走るだけでした。
しかし、今回「Blync」という面白そうな製品が「Kickstarter」で支援募集しているのを見つけましたので、ご紹介いたします。
※「Kickstarter」ですので、支援が成立し、無事に製品が完成した後に配送となります。
※「Zwift」ですが、実は先日のアップデートで、ハンドルさばきにも対応しました。(が、私はまだ未体験です。)
「Blync」とは?
室内で自転車をこぐことで、仮想世界を自由に移動できるようなゲーム(?)です。
支援ページはこちらです。
自転車の前輪にハンドルさばきを検知できるセンサーを設置。
自転車の後輪は、こいでも動かないような固定器具をつけ、スピードセンサーで走っていることを検知。
画面は、VRゴーグルを装着。(以前ご紹介したOculusも対応する予定のようです。)
ハンドルをコントロールできるというのが斬新ですね。
仮想空間との連動性は不明ですが、スムーズであれば、本当にその世界を自由に走る体験ができるかもしれません。
上記サイトの動画をご確認いただくとよくイメージが分かります。
なお、世界中から支援が集まっていますが、
私が確認したタイミングだと
アメリカ 69人
日本 22人
カナダ 19人
イギリス 11人
ドイツ 6人
と、日本が2位でした。
仮想サイクリングのよい点
ご存じの方も多いかと思いますが、自転車はフィットネスには抜群の効果があります。
ランニングと比べて筋肉は痛みません。(局所的な筋肉の負担が少ない)
そのため、運動時間が長くとれる = よりカロリー消費ができる という利点があります。
さらに、家の中で自転車(インドアバイク)については、より利点があります。
- 交通事故の危険がない
その気になれば、本を読みながら運動することもできます。 - 路上と違い、信号待ちなどもない
運動効率がよいですね。 - エアコンのかかった場所でできる
熱中症の危険もある中、快適な環境で運動をすることができます。 - 仮想空間があると、飽きない
不思議なもので、景色が変わるだけで飽きずに長い時間自転車ができるのですよね。
難点は、設備に場所をとることでしょうか。
(このご時世、ジムには少し行きづらいですしね、、、)
「Blync」について思うこと
VRでサイクリングできる、という点は期待大ですが、
半面、自転車は汗をすぐかくので、VRゴーグルをしながらというのは相当厳しい気がします。
また、オリジナルの仮想空間?を用意しているように見えますが、
どこまで自転車操作とフィーリングを合わせることができるのかは、エンジニアの腕次第ですね。
いっそのこと、Googleストリートビューを読み込んで縦横無尽に走れる、という形でもよいかもしません。
あとは、走る速度に応じて風を受けることができたら、かなりリアルなものになるかと感じます。(当然スマート扇風機?みたいな機器と連動する必要がありますが。)
近い将来の住宅
話は飛びますが、今後、「住宅のあり方」変わっていく気がしています。
VR専用空間があるのが当たり前になります。
(壁全面がスクリーンのようなものになるのかもしれません。)
人々は基本的にはそこで暮らします。
もちろん、今回ご紹介したような機器も利用して運動もできますし、仕事場(オフィス)にもなるかもしれません。
そして、家族1人1人に、それぞれ専用ルームが1室ずつ。
そんな住宅になっていく気がします。
そうなった時に、人々は何を求めることになるでしょうか。
少し想像してみてもよいかもしれませんね。
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