【製品レビュー】iPhone 14 Pro Maxは、やはり「常時表示ディスプレイ」!!

お仕事でも肌身離さず使いますので、基本的にiPhoneは毎年新モデルに変更しています。

iPhone 3GSからずっとですので、、、どれだけ支払ってきたのでしょう・・・汗
(過去機種は高値で買い取っていただけますが・・・)

近年(iPhone 11くらいから)、あまりテンションの上がらないバージョンアップばかりでしたが、今回は久々に「これは欲しい」と思いました。

それは「常時表示ディスプレイ」です。

※前評判では、あまり盛り上がっていなさそうでした?が。
利便性に大きく影響する機能だと感じます。

iPhone 14 Pro Max

今回は、iPhone 14 Pro Maxを選択しました。
iPhone 13 Proからの更新です。

持ち運びを考えると「iPhone 14 Pro mini」みたいなモデルがあれば悩みましたが、残念ながら存在せず。
(無印のminiではなく、Proスペックのminiが欲しい)

「常時表示ディスプレイ」を考えると大きいにこしたことはない、ということで「Max」を選択です。

ディープパープルにも惹かれましたが、この手の「特殊カラー」は、どうも飽きがきてしまうのです。。
今までの利用経験からも、長く気に入って使える「ゴールド」を選択しました。

※ちなみに、旧機種のiPhone 13 Proも、ゴールドです。

気に入った点

常時表示ディスプレイ、イイ!

期待だった常時表示ディスプレイ。とてもよいです!

AppleWatchに搭載された時もかなり使い勝手がよくなったのですが、今回もそう感じます。

日付、時刻が見れる、情報が常時見れる、ということももちろんですし、
例えば「タイマー」をかけていると、下部に表示されます。

※注意:スリープ(=常時表示ディスプレイ)は、例えばタイマー(標準の時計アプリ)の場合、「19:–」のように、秒が非表示になります。
Apple Watchをご存じの方は、そのスリープ時の挙動と同じ形で伝わりますでしょうか。

再生中の音楽アルバムが表示され続けているだけでも、嬉しい感じですね。

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思ったより明るい

常時表示ディスプレイですが、画面を消し忘れたかと感じるくらい、明るさを保っています。
(普通に使っている時に比べると、当然暗くなっていますが)

Galaxyシリーズで常時表示ディスプレイ(Always on)を使っているのですが、あれくらいのものだと思っていました。

これは嬉しい驚きでした。

慣れないうちは「画面がついている」と勘違いして、「スリープしよう → あれ、画面がついた・・・」というオペミスが頻発しました。笑

話題の「Dinamic island」も便利

見た目が話題をよびましたが、その良し悪しはさておき・・・
便利です。

他のアプリを使っている時にも、アプリの情報(状態)が表示されますので、マルチウインドウで使っているようなものです。
例えば、タイマーだと、以下のように残り時間が表示されます。

さらに、表示をタップするとそのアプリが起動できますので、ショートカット機能も備えていることになります。

 

もちろん、Appleらしく”ぬるぬると”動きますので、気持ちがよいです。

カメラの2倍、3倍Zoomも嬉しい

多少画質を気にしなければZoom自体は今までもできましたが、(いちおう?)光学ズームとして2倍も3倍も使えるのは嬉しいですね。

撮影のお手軽さが広がります。

また、マクロ機能もしっかりと使えるのが嬉しいですね。

暗がりの撮影も楽に

レストランの店内など、実は暗めの場所も多いです。
そうした場所でも、速いシャッター速度で撮影できるのはとても楽ですね。

もはや旧機種となかなか違いが分からないほど画質がよくなっていますが、暗がりの場所で撮影した時は「あれ?キレイだな」と感じました。

※画質の比較分析するまでの見識はないため、写真は割愛です。個人の一感覚とご理解ください。

電池も十二分

そんなに充電に困るライフスタイルではないため、あまり気にはしていないのですが・・・バッテリーは「持ちます」。
常時表示ディスプレイを使っていますが、電池の減りが早いという印象は受けません。

その他、ハイレベルな品質

過去からの資産も全く問題なく使えます。

FaceID、Suica、Apple Watchと連携・・・など。

今まで使っていたものが普通に使える。
安心できるポイントですね。

残念な点

ウリの4800万画素RAW(AppleProRAW)、使いこなせない・・・笑

Pro向けです、と一蹴されそうですが。笑

まず、容量がシャレにならないです。
写真1枚、約70MBくらいになります。(100枚で7GB・・・ちなみに、通常の1200万画素JPEGファイルは4MBくらい)

そして、撮影後2秒くらい保存処理が走るらしく、次のショットができません。(撮影ボタンが押せません)

カメラ起動中にRAWのON/OFFできますので利便性に問題はないですが、ここぞという時に使うイメージでしょうか。
(まあ確かに、RAWデータから編集することなんて、よっぽど気合い入れる時しか使いませんけど・・・)

なお、設定でAppleProRAWの解像度が変更できます。
12MPであれば、連射可能でした。

スリープ状態でバッテリー残量を表示して欲しかった

Appleはとことんバッテリー残量を隠したいのでしょうか。

スリープ状態だと、バッテリー表示が消えます。

ウィジェットに「バッテリー」を表示できますが、数値までは出ず・・・

貴重な1箇所を使ってしまうのもイマイチですが、バッテリー残量が確認できないよりはよいので、配置しています。

カメラの出っ張り、諦めましたよね?

いやー、出っ張りすぎでしょ。笑

毎年出っ張っていきますが、どこまで出っ張るかを楽しみにしましょう。

大きくて、重い・・・のでしょうね

最近、MagSafeに色々とつけることが多いので、重さに慣れてしまいました。笑
軽いにこしたことはないですが、もう諦めました。

Lightning、遅すぎ・・・

USB-Cではない点について落胆の声が多いですが、もはやLightningも使える環境を整備していますので、その点は問題ではないです。
(過去のiPadやAirPodsなど、いずれにせよすぐにLightningが捨てられるわけでもないので)

問題は、Lightningの転送が遅い、ということ。
USB2.0相当は厳しいです・・・

復元するだけでもかなり時間かかりました。

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撮影した写真や動画は一度Macに転送していますので、処理スピードのボトルネックになります。

これ、さすがにひどい放置プレイですね・・・

※この手の転送速度のお話は「無線使えばいいじゃん」というお話も出てきますが、「有線」の安定性は捨てがたいのです。
特に「Pro」を名乗っているのに、カメラをウリにしているのに、そのワークフローに「有線」が考慮されていないのはおかしな話だと思います。

さすがに、高い・・・

$ベースではお値段据え置き、とのことですが、昨今の円安事情からさすがに高いです・・・
価値あるものは相応の値段でよいと思いますが、それでも高く感じますね・・・

売れるから発売する、というお話ではありますが、正直、毎年発売してもらわなくてよいのですが・・・

※今年の「iPhone 14」はひどいですね。発売しなくてよいレベルに見えます・・・

MacBook Air クラスのマシンが買える金額。
どちらに価値があるかは、判断が必要なところです。

余談

ガタツキがマシに?

カメラが肥大化(特に高さ)したことに伴い、机においた時のガタガタ感は増したわけです。
が、ケースを装着すると、逆に安定しました。
カメラを保護するために広く防いだ結果、逆に幅が広くて安定するようになったのでしょうか?

もちろん、使用するケースによると思いますが・・・

以下のケースを利用した実感です。
(iPhone13 Proの時も使っていましたが、安定感は感じませんでした)

PITAKA iPhone14 Pro Maxケース MagEZ Case 3

スタンド、スタンド、スタンド・・・

机に置いてあっても、常時表示ディスプレイは見にくいです。(角度的に)

ということで、スタンド探しの旅が始まります。

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ようやくバッテリー%表示(iOS16)

iPhone 14ではなく、iOS16のお話とはなりますが。

ようやく、バッテリー残量が数字%で確認できるようになりました。

「バッテリー残量が視覚的に分かりづらい」といった反応もあるようですが、私は断然、数字派。
ノッチのせいで表示スペースがないのであれば、バッテリーアイコンいらないから数字だけでも出して欲しい、と思っていた人です。

あとは、日付が表示できればよいのですが・・・(M/D 表記だけでもよいので)

コンピュータって、人間の手間を減らすためにあるはずなのに、一手間増やす(通知センターを開く必要があるなど)必要があるとか、本末転倒だと感じます。

指紋認証は「なくてもある程度なんとかなるか」状況に

コロナ禍にもなり、指紋認証の再搭載を熱望していました。

・・・が、「マスクでも FaceID 解除」「Apple Watchで認証解除」など、ある程度は我慢できるレベルになりました。

「iPad Air のようなボタン型指紋認証」 or 「画面内指紋認証」などがあればベターでしたが、そこまで必須の機能ではなくなりました。

過去の(自身の)落胆っぷりから考えると、今回のiPhoneの発表は指紋認証について忘れていたくらいです。

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eSIMは・・・

今後、物理SIMではなくeSIMに向かう方向性でしょう。

iPhone 14 においても、米国モデルは「デュアルeSIM」となっていて、物理SIMが使えません。
※日本モデルは「物理SIM + eSIM」の構成です。

eSIM、新規契約は便利なのですが、機種変更時のメリットが薄いですね・・・

まあ、しっかりと使えればよいのですが、利用者・提供者含めて、利便性がよくなる形になっていくとよいですね。

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次はiPadに期待

常時表示ディスプレイ。
次は、iPadへの搭載を期待ですね。

久しくiPad Proは買い換えていませんが、
常時表示ディスプレイになったら買い換えようと思いました。

音楽再生している情報が出せるなど、iPadが情報表示パネルになったら利便性UP間違いなし!ですね。

常時表示ディスプレイをさらに有効活用

さらに有効活用したく、弊社アプリ『Simple Memo-Ultimate-』もロック画面ウィジェットに対応させました^^

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評価

評価:★★★★★

個人的には、iPhoneにおける久々のブレイクスルーだと感じました。

それは、常時表示ディスプレイ。
より使い勝手がよくなる、素晴らしいハードウェア(&ソフトウェア)だと思います。

逆に、常時表示ディスプレイに魅力を感じなかった場合、無理して手にする必要もないかと思います。

それくらい、数年前からiPhoneは完成しているプロダクトだと思います。

個人的には久々に満足のいくiPhoneとなりました。
(まだ使い始めですが)

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