SonyのVlogカメラ「ZV-1」。
先日(2021/02/09)、新しいファームウェアがリリースされて、「USBストリーミング」が可能となりました。
ようするに、USBケーブルを接続するだけで「Webカメラ」として使える、というわけです。
(今まで必要だった「Imaging Edge Webcam」は不要です)
ソニー デジタル一眼カメラα 本体ソフトウェアアップデート・本体アップデート情報…
早速試してみましたので、使い方をご紹介いたします。
ファームウェアアップデート時の注意
上記サイトからファームウェアをダウンロードし、USBケーブルで「ZV-1」を接続してアップデート。
、、、するだけなのですが、ココにトラップが。
はい、最新のmacOS 11.0(Big Sur)ではファームウェアアップデートができません。
最新の「M1 Mac」は、最初からmacOS 11.0 ですので、アップデートすることができません。
新しいマシンは、こんなところにもトラップがあるのですね。。
回避策はありません。
素直にWindowsマシンか、macOS 10.15以下の環境で実施してください。
(私はWindows10で実施しました。)
ファームウェアアップデートは何か問題が起こると本体(ZV-1)が起動しなくなる怖れもありますので、素直に守りましょう。
なお、USBストリーミングが「M1 Mac」で使えないわけではありません。
(やや勘違いしてしまいそうなポイントです)
あくまで「ZV-1」のファームウェアアップデートができない、というだけです。
使用方法
今までの「Imaging Edge Webcam」とは使い方が違いますのでご注意ください。(最初、分かりませんでした。。)
「ZV-1」の設定メニュー「動画4」>「USBストリーミング」を押すことで、利用開始となります。
「USBケーブルを接続してください」と出ますので、PCと接続すれば使えるようになります。
「マイメニュー登録」でもしておきましょう。
※今までの「Imaging Edge Webcam」は「ネットワーク1」>「PCリモート機能」をONにしていました)
何が嬉しいか
今までの「Imaging Edge Webcam」も同じようなことできたよね?と感じるかもしれませんが、実は違います。
「USBストリーミング」では「ZV-1」本体の機能そのものを使ってストリーミングできるため、以下のような利点があります。
- 「美肌モード」「商品レビューモード」や「背景ぼけ」といった、画像効果やフォーカス合わせ等の機能が使える
- 本体マイクが利用できる(Imageing Edge Webcamは、実は画像のみ。。)
それ以外にも、M1 Macにとっては嬉しいことがありました。
M1版Zoomでもしっかりと認識しました!
「ZV-1」Webカメラとしてのメイン利用は、テレビ会議です。
ノートPCのインカメラと違って、カメラ配置場所(顔が映る角度)の制約もある程度解消できますので、会話中心の時は「ZV-1」を利用しています。
(画面共有中心の会議でしたら、そんなに気になりませんけど。)
しかし、以下の記事のとおり、「Imaging Edge Webcam」はM1版のアプリでは認識されません。
そのため、M1版Zoomアプリでは「ZV-1」が使えませんでした。
SonyのVlogカメラ「ZV-1」。 先日より使い始めているのですが、こちら、Webカメラとしても使えます。 オンライン会議(Zoom等)でも使えるはずですので、せっかくなので使ってみよう・・・と思ったのですが、やや手順にハマりま[…]
仕方がないのでIntel版Zoomアプリをずっと使っていました。
が、今回の「USBストリーミング」方式であれば、M1版のアプリでも認識可能です。
(稼働確認済)
※M1版Zoomでのカメラ選択画面
Intel版ZoomとM1版Zoomで機能が違うのか、というと「違わない」のですが、M1版Zoomの方が省電力で稼働することができます。
出先でZoomを使うこともあるため、消費電力が低いことにこしたことはありません。
※Zoomを起動するたびに「M1用のアップデートがあります」とメッセージが出るのも邪魔だったりしました。
このようなアップデートは非常に嬉しいですね。
(さすが、絶好調なSONYさん。。)
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