WindowsのノートPCは数多くあれど、「デザイン」「性能」の両面で優れているハイエンド機はなかなかありません。
そんな中、一目惚れしたノートPCがありました。
DELLのNew XPS 2in1(7390) 13インチです。
使用しているメイン端末はMacとなりますが、業務上、Windowsも必要です。 Windowsは、Mac上の仮想Windows(Parallels)や小型デスクトップ(Windows)を使っていました。 しかし、Windowsでも高[…]
デザイン含めてかなり満足している1台です。
そんな中「デル アンバサダープログラム」にて15インチモデルのモニター募集がありました。
応募したところ当選し、15インチモデルをお借りすることができました。
今回は、この15インチモデルについてレビューいたします。
DELL New XPS(9500) 15.6インチ
お借りしたマシンのスペックは以下です。
申し分のないスペックですが、敢えて言うのであれば、SIM未搭載、(専用の)ペン非対応、というあたりでしょうか。
※販売価格 約33万(税込)くらいですね。
# | 分類 | スペック |
1 | プロセッサー | 第10世代 インテル Core i7-10875H 2.3GHz (16MBキャッシュ、ターボブースト 5.1GHz、8コア) |
2 | OS | Windows 10 Home 64ビット |
3 | メモリ | 32GB DDR4-2933MHz |
4 | ストレージ | 2TB M.2 PCIw MVMe SSD |
5 | グラフィックス | NVIDIA GeForece GTX 1650 Ti 4GB GDDR6 with Max-Q |
6 | ディスプレイ | 15.6インチ UHD+(3840 × 2400) フレームレス タッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ |
7 | カメラ | 30fps HDカメラ 720p |
8 | ポート | USB3.2 Gen2(Thunderbolt 3) × 2 USB3.2 Gen2(DisplayPort対応) × 1 SDカードリーダー 3.5mm ヘッドホン/マイクロフォン コンボジャック ウェッジシェイプ ロックスロット(セキュリティスロット) |
9 | 認証 | Windows Hello 顔認証 Windows Hello 指紋認証 |
10 | カラー | プラチナシルバー & ブラック |
11 | 重量 | 約 2.05 kg |
(補足)レビュー内容に関して
上述の通り、当記事は「デル アンバサダープログラム」よりご提供いただいた製品に対するレビューとなります。
レビュー実施が条件のプログラムとなりますが、レビュー内容についての指示はございません。
率直に、自身が感じた内容を記載しております。
また、スペックに対する性能評価といった内容は、多くの方がベンチマークテスト結果などを公開されておりますのでそちらをご覧ください。
よほどのハイスペックゲームや動画編集などをしない限り、性能に全く問題はないと思います。
当レビューでは、性能面についてはほぼ触れません。
私個人の主観による使い勝手と、手持ちノートPCとの比較を中心に、当機をご紹介いたします。
※なお、このレビュー後、当機は返却いたします。。(名残惜しい。。)
気に入った点
キーボードが使いやすい
キーピッチは19mmと、デスクトップで使うようなフルサイズのキーボードと同じ幅です。
デスクトップでメインで使用しているキーボード「REALFORCE for Mac」と比べてみましたが、同等です。
※写真は、カメラの広角具合とキーボードの高さの影響から、正しくは表現できておりませんのでご了承ください。
また、キーの押し心地も好みです。
しっかりと打鍵感があると思います。(MacBookの悪名高きバタフライキーボードではありません)
なお、テンキーはありませんが、ノートPCにテンキーがあるのはあまり好きではないので、この形がベストです。
キーピッチが狭くなってしまうのと、テンキーがあることでアルファベットがかなり左に寄ってしまうためです。
トラックパッドも使いやすい
ノートPCのトラックパッドはかなり大切です。
トラックパッドのデキが悪いと、マウスを持ち歩く必要があるためです。
当機のカーソル操作やジェスチャーのスムーズさは、Mac使いの私からしても全く問題ないです。
(MacとWindowsというOSの違いは感じますが)
トラックパッドのサイズも大きく、マウス不要ですね。
トラックパッドのサイズも大きく、使いやすいです。
ご参考として横に置いているのは「iPhone 12 mini」です。
画面の開く角度も素晴らしい
しっかりと画面を開くことができます。
この「開けられる角度」は結構重要で、使い勝手に大きく影響します。
(机に置いた時、見やすいかどうかに直結します)
もちろん「XPS 13 2in1」には及びませんが(こちらは360度回りますので・・・)、普通のノートPCとして使う分には全く問題ないです。
最大、以下の写真まで画面が開きます。
ベゼル幅が狭いため、本体がコンパクト
ディスプレイのベゼル幅が狭くてカッコイイ・・・ということはもちろんあるのですが、それよりも本体がややコンパクトになる点が大きいです。
MacBook Pro(2018) 15インチモデルは15.4インチですが、当機は15.6インチにも関わらず、やや小さいです。
※最新のMacBook Pro(2019)は16インチモデルですので、写真よりももう少し大きいです。
タッチパネルも、あると便利ではある
Windows機でタッチパネルを使うことはあまりありませんが、ある方が便利ではありますね。
ただし、(専用の)ペンには対応しておりませんので、お絵かきといった用途には向かないと思います。
(そもそも2in1モデルではないため、ペンで描くようなポジションにはなりません)
Windows Hello 顔認証に対応
Appleで言う「Face ID(顔認証)」ですが、当機も顔認証に対応しています。
「iPad Pro + Magic Keyboard」を使っていて顔認証の便利さは知っているのですが、それがWindows機で使えるというのは何か感動モノですね!
ノートPCを開いたら自動で認証開始してログインした状態となるため、超ノンストレスです。
Windows Helloの顔認証は初めて使ったのですが、実は当機で一番感動した機能でした。笑
顔認証中は赤いライトが光ります。(写真よりももっと赤く感じます)
なお、Windowsは複数のアカウントを作成することができますが、この「Windows Hello」、認証した人に応じてサインイン先を変えてくれます。
これはめちゃくちゃ素晴らしいです・・・!
指紋認証も搭載
顔認証に失敗したとしても、指紋認証があります。
やはり便利ですよね。
SDカードスロットも便利
デジカメ等を使っていると、SDカードスロットが地味に便利だったりします。
USBケーブルで接続するよりも、SDカードを挿す方が早いですしね。
XPS 13インチはMicroSDカードスロットだったのですが、やはりフルサイズのSDカードスロットの方が便利です。
残念な点
廃熱機構のため、いつものスタンドがつけられない
これは、地味に痛手です。
通常、ノートPCには「JOBSON パソコンスタンド」といった類いのものを本体に装着し、肩凝り軽減をしています。
MacBook Air2020(M1)を購入しましたので、早速周辺グッズを入手しました。 本体はゴールドを選択しましたので、できるだけ色合いが合うモノを選択しました。 なかなか良いものが見つかりましたので、ご紹介いたします。 […]
が、、、スタンドを装着する部分が、見事に排熱機構となっています。
さすがに排熱できなくなると故障しますので、装着するわけにはいきませんね、、、
また、飲み物をこぼした時が少し怖いですね。(中に入りそう)
様々なスペックを選択できるも、価格が高い
約20万円〜のラインナップになるようです。
XPS自体がハイスペックなラインナップですので仕方ありませんが。。
なお、スペックを見る限り、一番お安いラインナップでもビジネス利用では問題ないと思われます。
余談
バッテリーは未評価
お借りしている期間にて外出先で超時間使うことがなかったため、バッテリーは未評価です。
数時間程度、外で使う分には問題なしですが、1日外出する場合は電源 or モバイルバッテリーがないと心細いですね。
USB-Cでの給電となりますので、専用アダプタを持ち歩く必要がないのは嬉しいところです。
MacBookProを持ち歩いて仕事をする時に困るのが「バッテリーが切れたらオシマイ」問題。 MacBookProはUSB-C給電に対応しているので専用のアダプタである必要がありません。 他ガジェットも給電できるモバイルバッテリーで[…]
ただし、現在メインで使用している外出用マシン「MacBook Air(M1)」のバッテリー持ちが異常な程優れています。
どうしてもそれと比較してしまいますが、酷な気がします。。。
Appleシリコン(M1) Mac、以下の記事の通り「Mac mini」を選択しました。 メモリを16GBにカスタマイズしたため、まだ手元には届いていません。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://[…]
電力不足・・・
MacBook Airなどの充電に利用しているUSB-Cケーブルを挿したところ、起動時に出力不足で怒られました。笑
Dellの130Wのアダプタ使えよ、と。(もちろん本体に付属しています)
シールがナナメなのはお家芸?
手持ちのXPS13 2in1(7390)でも同様なのですが、貼られているシールがまっすぐではないのですよね。。
せっかくよいデザインの筐体が。。。
うーん。。
ネーミング
「New XPS」と、「New」といった名前はやめてほしいです。。。
後からみると、いつ時点に対する「New」なのか、サッパリ分からずになります。
Google検索する時なども、過去記事と混在して分かりづらいのです。。
DELL New XPS(9500) 評価
評価:★★★★☆
WindowsノートPC 15インチとして、抜群のクオリティです。
満足のいく1品であることは間違いないでしょう。
総じて、使い勝手、スペック、デザインは抜群です。
正直昔のDELLのPCは「デザイン」とはほど遠かったですが、このXPSは素晴らしいです。
(一目惚れして13インチを購入したくらいですので)
※なお、学生時代のメインPCはDELLでした。コスパは優れていましたね。
ただし、やはり価格の高さはネックです。
「デスクトップ機 + (エントリーモデルの)ノートPC13インチ」という構成も実現できる価格かと思います。
また、「大は小を兼ねる」を突き詰めると、実は「New XPS 17(9700)」という17インチモデルがあります。
強いこだわりを持って「15インチにする」という意思が必要なモデルかもしれません。
個人的には、持ち運びを考えるとやはり13インチモデル。
じっくりと腰を据えて使うのであれば17インチモデル。(ディスプレイが大きいのは偉大です)
そのようになりそうです。(17インチモデル、欲しいです。。)
完全に余談ですが、その昔、MacBook Proに17インチモデルがありました。
高くて全く手が出なかったのですが、ずっと「欲しいなー、、、」と思っていた憧れのサイズでもあります。
なにはともあれ、素晴らしいデキの「New XPS 15(9500)」。
コロナ禍で難しいところではありますが、ぜひ一度、その素晴らしさに触れてみることをオススメします。
ヨドバシカメラ等の大型量販店で展示されているはずです。
絶賛配信中!
メルマガ詳細はこちら >>>
広告を含むご案内のメールをお送りする場合があります。
以下も、ぜひご活用ください^^