iPhoneXSはもともと「eSIM」が備わっております。
先日の記事でeSIMについて記載しましたが、「eSIMを使える端末を所有しているのに、使ってみないというのは何事だ!」、、、ということもあり、実際に契約して使ってみました。
(もちろん、誰かに「eSIM使え!」と言われたわけではないです 笑)
先日、格安SIMを提供しているIIJ(みおふぉん)から、ついにeSIMに対するプラン提供が始まりました! [blogcard url=https://www.iijmio.jp/hdd/esim/] eSIMの概要や、私のeSIMに[…]
平日・休日含めて利用してみましたが、総じて、良好です。
前段知識
「eSIM」については上述の記事を参照いただくとして、、、
iPhoneXSは「物理SIM」と「eSIM」が同時に使えるようになっています。(=デュアルSIM)
IIJ「eSIMプラン(ベータ版)」はこの「eSIM」を使うプランであり、現時点(2019/09)ではデータ通信専用のプランとなります。(音声通話はできない)
なお「ベータ版」とプラン名についておりますが、特に制約があるわけではないようです。
公式ページにも以下のような記述がありました。
Q.どうしてベータ版ですか?
A.IIJmioの最新技術をいち早くご体験いただきたいのと、お客様から寄せられたフィードバックを正式版サービス決定の参考にさせていただくためです。
2020/3/19より、月額基本料 150円、450円/GBのeSIM「データプラン ゼロ」が開始されております。
少量利用時のコスパは抜群ですね。
iPadなどで利用するのもよいですね!
eSIMの契約
物理的なSIMカードが不要、ということで、契約〜利用開始までのスピードがeSIMのウリの一つ。
実際にeSIMを契約してみましたが、新規契約の申込(Web)〜開通〜iPhoneへの設定完了まで、30分もかかりませんでした。
しかも、作業していたのは朝8時台。窓口は開いていない時間帯ですね。
携帯ショップで全てお任せ、な方はハードルが高いかもしれませんが、格安SIMを自分で設定して使える方であれば特段問題ない手続き・設定かと思います。
使ってみて
eSIMとは言え、通信の実態は物理SIMで利用する格安SIM(IIJ)のデータプランを使っているのと同じ。
そのため、通信の使い勝手は格安SIMと同様です。
電波の入り具合はDoCoMoエリアと同じですし、お昼時(12時台)は通信速度が落ちます。
もっとも、DoCoMoと契約していても通信が遅い・できない時は同じであるため、DoCoMoと格安SIMの差を感じたことはあまりありません。
これは何が嬉しいかというと、データ通信は格安SIMプラン(eSIM)で利用し、その他のサービス(電話や三大キャリア特有のサービス)はそのキャリアを利用できる、ということです。
テザリングもIIJ「eSIMプラン」で利用できます。(利用料無料)
当然、格安SIMのみで利用する方がコストは安いです。
しかし、三大キャリアも使いつつ、、、というケースだと、当形式の方がコストを抑えられることが多いです。
(三大キャリアの料金は、データ通信量が大きなウェイトを占めますので。)
デュアルSIMでiPhoneを使うと電池を多く使うようになるはずですが、気がつくレベルでの差は感じませんでした。
(もちろん、使い方によると思いますが。)
ちなみに、デュアルSIMとするとiPhoneでの表示が以下のようになります。ちょっと、カッコイイ。
なお、(最新の)iPadなどでもIIJ「eSIMプラン」が利用できますが、「eSIMプラン」で契約した端末(例えばiPhoneXS)から他端末(例えばiPad)に移動させることはできないそうです。(IIJに確認)
物理SIMなら差し替えれば使えますので、その点では物理SIMに劣りますね。。
かなりマニアックな使い方となりますが、以下のような方にはオススメです。
ご検討くださいませ。
- iPhoneXS/XR世代(もしくはそれより新しいiPhone)を持っている
- データ量をそれなりに使用しており、月々の携帯料金が高い
- 基本的には格安SIMの通信速度でも問題のない使い方をしている
- 三大キャリアを解約できない理由がある
- 新しいモノ好き
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