JR東日本が、時期切符にかかる(ランニング含む)コスト削減も視野に入れた「QRコード改札」の導入を進めています。
要件は通るだけ、されど高度な技術が必要、な改札機。
今回は、そんな「QRコード改札」について見てみます。
QRコード改札
改札機にQRコードリーダーが設置され、そこで切符情報を読み込みます。
QR乗車券は、「えきねっと」で予約・購入すると表示できるようになるそうです。
SuicaをQRコードにしたいものでは決してなく、あくまで機能追加、の位置付けとのこと。
改札前に立ち止まって、QRコードをピピッとして通る・・・
使う人が多くなると、キレそうになるかもです。笑
目的を達成するための、他手段は?
こんなことを私が言う筋合いはまったくありませんが。
メンテナンスにどのようなコストがかかるか全く分かりませんので完全に的外れかもしれません。
また、システム構成もまったく知らないので、すべては想像です。
ここでは、以下を前提にしてみます。
- QRコード改札導入は、磁気切符のメンテナンスコストを下げたいのが狙い
- 磁気切符のメンテンナンスコストは、磁気切符を使えば使うほどリニアに増える
- 様々な事情から、磁気切符自体をなくすことはできない
であれば、こんな解決策もあるのでは、と思いました。
- 券売機で切符を買えなくし、全てSuicaを発行する形に
- 払い戻しが楽にできるように、Suica返却自販機みたいなものを導入(=いちおう、磁気切符のように使い捨てのように使える)
- 磁気切符はよほどでないと買えなくする(=駅員さんにお願いしないといけない、など)
磁気切符を、既存のインフラであるSuicaに強制誘導しちゃおう、作戦です。
ほぼ新規の設備導入をすることなく、磁気切符利用回数を減らせるのではー、なんて思いました。
もちろん、Suicaを使ってもらうキッカケになるので、毎回返却前提ではなく、そのまま使ってもらえるように啓蒙。
返却方法を楽にすると、他人のカードを勝手に返却してしまうなど、そうした事故防止の対策も必要になるでしょうけど・・・
磁気切符に比べるとSuica自体のコストが高いでしょうけど、その辺りは全体のコストバランスやSuicaへの誘導を考えるとどうなのだろうなぁと。
ふと案を考えてしまいましたが、「なんでわざわざQRコード?」とひっかかったのが大きな点だったのかなと思います。
もしかすると壮大な無駄では・・・と感じてしまうと、つい色々と考えてしまいますね。
いや、きっと、上記の案なんて検討済みでしょうし、他にも色々な要因があるのでしょうけど。
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