【メルマガ】行動予測の進化の先にある、取捨選別(2020年11月10日)

ローソンが「食品ロス」に対する新対策の取り組みを開始しました。(実証実験フェーズのようです。)

どういった取り組みなのかをご紹介するとともに、もうまもなく迎える「AR時代」において、どのように連絡(宣伝)するのが消費者にとってよいのか、を検討してみます。

さらなる「食品ロス」に向けた対策

今でも「食品ロス」にならないように賞味期限が近い商品を値引き販売しています。
ただし、店に行かないと値引きしているかどうかが分からない、というのが一つのネックになっているようでした。

そこで、今回の施策の登場です。

簡単に言いますと「店舗に立ち寄りそうなお客様に対して、スマホに値引き情報を配信する」というものです。

「店舗に立ち寄りそうな」というのは、以下のような情報を使って判断するそうです。
・auPAYとPontaを利用
・購買情報と位置情報の提供に同意

この手の情報配信でよくあるのは「会員登録してもらい、お気に入りの店舗を登録。そこからお得情報が配信される」というものだと思います。

より適した情報を、適したタイミングで

当件、ポイントとなっているのは「より適した情報を、適したタイミングで配信できる」ということだと考えます。

購買データや位置情報を元に、その消費者が購入する可能性の高い商品がある場合に配信。
つまり、消費者からすると余計な情報は受け取らなくなるため、通知が来た時にしっかりと内容を確認する可能性が高まるわけです。

情報過多の時代、こういった情報の絞り込みは非常に重要な要素だと感じており、相当な効果が見込める可能性があります。

AR時代に消費者に選択されるには?

多少、話は未来にいきますが、(当メルマガでも何度も書いておりますが)「AR時代」が到来すると考えております。
そして、「ARグラス」なるものが普及したとします。
そうなると、街を歩きながら店舗を見ると、おそらく「セール品などの宣伝」がAR空間上に表示されることになるでしょう。
ただし、「何も考えずに表示」されてしまうと、完全に目障りなものとなり逆効果となる可能性も高まります。

しかし、当件のような「その消費者に適した場合のみ宣伝する」というような仕掛けを持っていた場合、消費者とのエンゲージメントは高まることでしょう。

「いかに余計な情報は出さずに、適した情報に絞り込んで届けられるか。」
これが、これから先の時代のポイントとなることでしょう。

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One more thing

機器が「空間」を捉えるために、噂通り新型iPhoneには「LiDARセンサー」が搭載されました。(iPad Proには搭載済)
iPhoneに搭載されることで、AR系アプリがもう一段普及し始める可能性が高いです。

正しく、速く空間が認識できると何ができるのか。
カメラ画像からの空間認識ではできない精度が実現できます。

LiDARの威力を確認した記事がございますので、ご参考までにどうぞ。

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