【ソフトレビュー】取捨選択しつつ、新PCにデータ移行。Windows10からの移行にも!EaseUS Todo PCTrans Pro(Windows)

Windows 10。

過去のWindows XP や 7のように息の長いOSとなりましたが、
いよいよサポート終了が近づいてきました。

(原則、)2025年10月14日以降はセキュリティアップデート等が行われなくなります。

サイバー攻撃がますます盛んになっているこのご時世、
非常に危険な状態となります。


しかし、私のようなITを主として仕事をしている人間ではない場合、
「Windows 10のサポート終了って何?」というのが普通でしょう。

私にも「どうしたらよいの?」という相談がきますが、
Windows 11にするしかありません。

ただ、使用している端末がそのままWindows 11にアップグレードできればよいのですが、
ハードウェアの制約もあり、買い換えを余儀なくされるケースもあります。
(私の身内のケースでも、買い換える必要がありました)

となると、新しいPCの設定が必要になるのですが、
旧PCからの移行ができれば楽ですよね。

今回、そんな便利なソフト
EaseUS Todo PCTrans Pro」をご紹介いたします。

おことわり【PR案件】

当記事は「EaseUS Todo PCTrans Pro」を製造、販売されている「EaseUS」様からご依頼をいただき、本レビュー記事を作成しております。

なお、レビュー内容に対しての指示はなく、全て私の意見、判断を忌憚なく掲載しております。

確認環境

※執筆時点、最新バージョン
※Windows用ソフトです
※移行元・先のどちらのPCも同じバージョンです。

「EaseUS Todo PCTrans Pro」とは?

データ・ファイルなどの取り扱いに強い、EaseUS様のソフトです。
2004年に創設された会社で、設立20年超になる老舗企業ですね。

今回ご紹介する「EaseUS Todo PCTrans Pro」は、分かりやすい画面で現→新PCにデータ移行できるソフトです。

新PCをイチからセットアップするのは手間です。
しかし、現PCとまったく同じ環境にしたいケースばかりではないでしょう。

いらないアプリなどは捨てて、新しい環境を作りたいものですよね。

そうしたニーズも満たせるソフトです。

気に入った点

シンプルな操作

現PCから新PCへのデータ移行といっても
単純なコピーではうまくいかないことも多いですが、
Todo PCTrans Proは、簡単な操作で実現することができます。

稼働の作業イメージですが、
移行元・先のPCにソフトをインストールし、
そのソフトを使って画面の指示に従うだけです。

移行元のPC(現PC)にインストール。
移行先のPC(新PC)にインストール。

それぞれにおいて、ソフトを使う形になります。

なお、Pro版を1ライセンス購入すれば、
しっかりと2台(現・新)にインストールできるようになっています。

ライセンスを2つ購入する必要はありませんので、ご注意ください。

任意のデータを選択できる

「データ移行」というと、現PCの内容全てを新PCに反映する・・・というイメージがありますが、
Todo PCTrans Proはそうではありません。

不要なデータまで移行する必要はないのです。

アプリケーション、ファイル、アカウントの任意のものを選択し、転送することができます。

移行方式もいろいろ

バックアップを作成して転送する方式以外にも、
直接転送することもできます。

直接とは、ネットワーク(無線もOK)やケーブルを接続して、
余計なバックアップデータを作らずに直接転送してしまう形です。

万全を期するのであればバックアップ経由がよいかと思いますが、
私は無線LANで転送してみました。

特段問題なく、転送できました。

バックアップにもなる

上記で「バックアップ」と書きましたが、
そうです、そのままバックアップとしておいておくこともできますね。

もちろん現PCの中に作成してしまうと、
そのPCが故障したらバックアップになりません。

バックアップとして使いたいのであれば、
外部HDD/SSDなどに保存しておきましょう。

OSのバージョンが異なっても移行できる

現・新PCのOSバージョンが異なっていてもOKです。
つまり、Windows 10 から 11 の移行にもバッチリ使えるわけですね。

動作OSはWindows XPから対象のようです。(古い・・・)

なお、動作対象OSであっても、古いOS環境への移行はできません。

プロダクトキー情報が取得できるのは地味にありがたいかも

地味に便利かも、と感じたのは「プロダクトキー情報の確認」機能です。

そのPCにインストールしたソフトのプロダクトキーが確認できます。

インストールしたプロダクトキーが分からないことって意外とありませんか?
そんな時でも、まとめて簡単に確認することができます。

なお、Windows、Adobe、Officeのプロダクトキーが対象のようです。
その他のすべてのソフトのプロダクトキー情報が確認できるわけではありませんのでご注意ください。

新PCでも使えるライセンスのキーが分からずに諦めてしまう・・・なんてことも避けられます。

EaseUS

パソコンを買い換える時に、どうすればMicrosoft Officeを新しいパソコンに移行するのですか。この記事では、旧…

残念な点

現PCの完全復元、ではない

一般的な利用であれば特に問題はないと思いますが・・・

私は、Windowsとしてマニアックな使い方をしている部分があります。
例えば、レジストリの設定を変更したり、タスクスケジューラに登録したり・・・といったことです。

こうした「Windowsの深い部分」について移行できるわけではないので、
そうしたことを期待されている方は注意が必要です。

あくまで、アプリケーション、ファイル、アカウントといった情報を
コピーするものだとイメージしましょう。

総評

PCに詳しくない方でも、いつかはPCを買い換える時が来ます。

IT専門家でなければ
データ移行は手間という話だけではなく、
「どうすればよいの?」というケースが多いでしょう。

そうした時に役に立つのがこの「EaseUS Todo PCTrans Pro」でしょう。

よく分からない人でも、直感的に操作・指示可能。
もちろんソフトは日本語表示です。

難しさ・手間を考えるより、こうした専門ソフトを利用する。

安心ですし、時間もおおいに節約できるでしょう。


気になるのはそのソフト価格かと思いますが、
1ヶ月、1年、永久無料アップグレードと、期間を選べるようになっています。

データ移行用途だけであれば、基本的には一度実施すればOKかと思います。
そうした場合、1ヶ月を選択するというのもアリなソフトだと思います。

1ヶ月間だと4,378円(税込)と、誰かに依頼して対応するよりも遥かにリーズナブルではないでしょうか。
(なお、1年間だと6,578円、永久だと9,229円となります。)

この手の対応は、余計な手間をかけず、楽に対応しちゃいましょう。

EaseUS Todo PCTrans Pro ダウンロードページへ

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