Jetson Nano。
ラズベリーパイのような機器で、より性能が高い(特にGPU)、Nvidia製の製品です。
今回、画像の推論などに活用すべく、手に取ってみました。
とりあえず、使うまでの準備です。
Jetson Nano(B01モデル) 注意点
ラズパイを使っている人間からすると、「あれ、足りないぞ?」といったものがいくつかあります。
WiFi/Bluetooth がない
有線LANコネクタはあるのですが、WiFiやBluetoothは搭載しておりません。
ただ、使えないわけではなく、拡張すれば使えます。
USBタイプのものもあるらしいのですが、面倒なのでM.2タイプの基盤にぶっさせるやつを選択しました。
こちら、挿して起動するだけで、勝手に認識しました。
ディスプレイ、キーボード、マウスは準備してね
最近のラズパイだと、SDカードをセットアップする時に、無線LANに接続+SSH可 とすることが簡単です。
そのため、PCなどからいきなりリモート操作できるのですが・・・
Jetson Nanoはそうはいかないようですので、素直に操作できるようにしましょう。
もちろん、MicroSDカードも準備をね
付属していません。買いましょう。
ファンも買ってみた
それなりの発熱をするようなので、ファンも購入しました。
なぜか2個セットだったのですが、やっぱり複数個使うのが当たり前なのでしょうか・・・?笑
ファンとして問題なく動作していますが、最初、取り付け時に苦労しました。
ネジのボルトを締めるのに手が入らないので、ピンセットで押さえながら作業しなければならず。。
(使い方、合ってますよね!?)
DC電源もあったほうがよい
MicroUSB給電できるのですが、GPUを使い始めると電力不足になるようです。
面倒なので、こちらも購入しちゃいました。
カメラは必要に応じて
ラズパイのように、カメラをつけることができます。
2個接続できますので、これはまた面白いな、と思いました。
180度に近いレンズを2個つけると、ほぼ全天球カメラにできますね。
とりあえず稼働させるまで
さて、それではセットアップです。
とりあえずOSが起動するようにしましょう。
1. OSイメージを取得【Mac】
RaspiOSのように、Jetson用のOSがあります。
ベースはUbuntuのようです。
やや分かりづらいのですが、Jetson NANO 開発者キットをダウンロードする形です。
2. SDカードフォーマッター【Mac】
SDカードに正しく書き込めるように、SDカードフォーマット用のソフトでキレイにしましょう。
SD/SDHC/SDXC用SDメモリカードフォーマッター v.5.0.1は、SDAが発行したSD File System…
3.SDカードにコピー【Mac】
1でダウンロードしたイメージを、SDカードにコピーしましょう。
Macでしたら、以下のソフトを使うと正しく作成ができます。
A cross-platform tool to flash OS images onto SD cards and U…
4. 起動!【Jetson Nano】
SDカードを差し込み、電源を投入!です。
あとは画面に従ってセットアップしていけば、無事に使うことができます。
ハマった点
DC電源から起動しないよ?
電源コードを挿しても起動せず。
えーーー、、、故障・・・?
ジャンパーピンをつける必要があるらしいけど、ついてるし・・・
・・・と思ったのですが、よくよく見ると、きちんとセットされていませんでした。(購入時の状態)
正しく装着することで、無事にDCからも起動することができました。
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