セキュリティソフトは何をお使いでしょうか。
Windows端末の場合、標準搭載のWindows Defenderも優秀です。
とは言え、ビジネス利用端末には、何かしらのセキュリティソフトをインストールしているのではないでしょうか。
しかし、そのソフトはどのように選定していますか?
「カスペルスキー」を利用
私は、日本ではややマイナーな、でも世界的には有名な「カスペルスキー」というソフトを使っていました。
※管理している端末台数も多いことやWindowsやMacとソフトの相性の問題もあり、他のソフトも利用していますが。
この「カスペルスキー」、ロシアの会社のソフトです。
元々、ロシアであることは知っていて、あえて選択していました。
しかし、昨今の情勢から、
ドイツのサイバーセキュリティ機関が「カスペルスキー」をインストールしないように、警告を発しました。
※ブラウザの翻訳機能をお使いください。。
私自身も、事が勃発した瞬間、あ、「カスペルスキー」使うのヤバイな、と感じ、対策を開始。
具体的には、違うソフトに乗り換えました。
3年ライセンスがまだまだ残っていましたが、仕方がありません。。
リスクは何?
今回、カスペルスキーで何か問題が見つかったわけではありません。
「カスペルスキー」社のCEOを含む、応対(考え)にも、特段の脅威は感じません。
しかし、セキュリティソフトは、端末と(カスペルスキーの)サーバーと多くの情報をやりとりします。
さらに、セキュリティソフトに対しては、端末への権限を渡しています。
それだけ、セキュリティソフトは重要なものです。
いくら、企業が。人が。
何を言っても、国の命令には逆らえません。
リモートから、カスペルスキー経由で乗っ取り・不正利用される恐れは十分にあるわけです。
そうしたリスクをどこまで考えて、ソフトを利用するのか。
これからは、そうした観点でも検討する必要があるのかもしれません。
セキュリティソフトの根幹は、信頼
セキュリティソフトも、ウイルスも。
テクノロジー自体に大差はありません。
使い方の一つにすぎません。
安全か、危険か。
つまるところ、それは、提供者をどこまで信頼できるか、に尽きますね。
メルマガ登録
『メルマガ Professional's eye』
週1回、3分で楽しめます。
詳細はこちら >>>
広告を含むご案内のメールをお送りする場合があります。